龍の彫刻と陰陽の瓦屋根。
天村雲神社の特徴
鳥居は嘉永の文字が刻まれ、訪れる勇気を与えてくれます。
龍の木彫りや陰陽の意匠が施された瓦屋根が圧巻です。
鳥居右にある石堀の水瓶や巨大な御神木が存在感を放っています。
由緒書き等の詳細情報はありませんでした。屋根瓦をよく見ると、16弁の菊の花がありますので、朝廷・皇室に何かしらの関わりがあるんだろうな~、とは思いました。式内社阿波国麻植郡の天村雲神伊自波液比売神社二座旧無格社御祭神は天村雲命と伊自波液比売命駐車場はありません。お手洗いは無いと思って下さい。
幹線道路から北に位置する神社で駐車はできます 鳥居もお社もあります トイレ ブランコがありましたYou can park at the shrine located north of the main road; there is a torii gate and a shrine; there is a toilet and a swing
佇まいは地味ですが龍のような木彫りの美しさ、陰陽☯の意匠がある瓦屋根は小社であるのでじっくりと眺められます鳥居は嘉永の文字屋根瓦は大切に祀られており、鳥居右にある石堀の水瓶、巨大な御神木(切り株もある)、松の木、笹林。ご利益は一族・子孫繁栄、産業振興、事業成功。故か近くに創業の長い川田まんぢう、呉服屋、人形店、があります。起業したい方はお参りすると良いと思われます古事記でスサノオが手に入れた天叢雲剣の名を持つ、「延喜式」にも記載されている。文献を紐解くと...式内社研究家の志賀剛によれば、天村雲命は雨神、伊自波夜比売命は出水神で、天地の水神を祀っている。祭神は天村雲命と伊自波夜比賣の二座。天村雲命は別名天五多底命(あめのいだてのみこと、とも呼び、射立の神。鎌倉時代は近くの川田八幡神社と結び付きが強い。歴史的にこの地は射立(いたち)郷と区分されており名残に湯立という地名は残り忌部郷は山の神、射立郷は水の神を祀る場所にあるとされている。神社近くには、今は大黒天として知られているマハーカーラの石碑があり、仏教が伝来したとき神仏習合の名残りが残っているのが伺えます。石の経年劣化をみるに明治以前のものでしょうし廃仏毀釈で破壊されていない貴重なものでしょう(現在も大切にされております)※引用元(阿波史、山川町史、徳島県古墳調査結果、古語拾遺)
鳥居とお社があります。鳥居は嘉永年間のもので、古い狛犬もありました。地鎮さん(五角神)は新しいものでしたが、お社裏に古い地鎮さんが放置されていました。忌部神社の記載もあり、近くの種穂忌部神社と関係があるようです。
地名と同じ神社 忌部神社に深い関わりが有るようだ。
名前 |
天村雲神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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天村雲神社という名の神社は2つあります。こちらは山川町村雲の神社です。神社名がそのまま地名になっているんですね。神社は、のどかな風景の中にたたずんでいます。すぐ横を線路が走り、その向こうに高越山を望むことができます。こじんまりとした神社です。鳥居も狛犬も威圧感がなく可愛いです。拝殿も大きくはありませんが、正面に鳳凰の彫刻があり、屋根瓦には四隅に逆立ちした狛犬が配置され、棟の端には正面は松、裏側には菊がデザインされています。丁寧な作りです。神社の裏には薮が茂っています。また巨木の切り株がありました。昔は鬱蒼とした御神木に囲まれていたのでしょうね。あとブランコと鉄棒も置かれています。式内社という事も重要ですが、地域集落で守られている神社のように感じます。