谷中で出会うヒマラヤスギの偉容。
谷中霊園の特徴
谷中霊園のヒマラヤスギは道の目印として親しまれています。
近くにはみかどパン店があり、散歩のついでに立ち寄れます。
東京メトロ千代田線・根津駅から徒歩9分でアクセスが便利です。
谷中散歩の目印の一つです。伐採の危機にさらされていた、という2013年の記事があったのですが、なんとか持ちこたえたようです。保護樹木で景観重要樹木に指定されていることを示す、札がかかっております。
この界隈は時々通るけど当所へは来た事が無く、ふと寄り道してみようと訪れたら・・・隣の駄菓子屋?は最近廃業されたのですね。区の保護樹木に成っているので、このまま残すのでしょうかね?(所有者を検索すると大阪本社の企業なのが気になりますが)表通りからココへ至る道が、まさに寺町と言った感じで、お寺さんばかりで東京でも中々変わった場所でした。
台東区保護樹木,景観重要樹木。天然記念物ではない。かつては根元から上に向かって四本の幹が伸びていた。そのうち,みかどパン店側の幹は,2019年10月の台風によって根元付近から折れた。また,道路脇側の二本の幹は,2020年11月に剪定された。上記の強剪定に関しては,一般社団法人谷中ヒマラヤ杉基金のサイトによると,「災害時などの安全性を最優先に考えた剪定となる」とあるので,景観よりも安全を採ったものと理解される。樹齢に関して,日刊ゲンダイDigitalの2020年12月4日の記事に所有者女性(86)のインタビューが載っていたので引用する。「杉は最初、木鉢に植えられていたのです。わたしが小学生の頃は、鉢を倒して遊んだりしていましたから。ところが、根が木鉢を突き破って地面に張り、その頃から成長する速度も上がっていった。根が地面から直接養分を得るようになったからでしょう」なお,ヒマラヤスギが日本に輸入されたのは明治十二年(1879年)であり,日本最古のものは横浜山手公園にある。ヒマラヤスギとはいうが,実際は松の仲間。ヒマラヤスギの特徴は,成長が非常に早い,浅根性,樹齢は300~600年である点などとされる。原産地では固い岩場に根っこを樹冠と同じくらいの広さで浅く張るらしいが,十分な根張りを確保できない日本の都市部では,風になびいて倒木する危険性が指摘されている(実際に,岩手県のヒマラヤスギはこれを理由に伐採された。)。素人判断ながら,剪定よりもワイヤーで固定するなどした方が安心である様に思うが,位置的に難しいか。
かなりバッサリ剪定されていました。
だいぶ枝が切られてましたけども(通行との折り合いの為でしょう)ずっと見たかったので見れてよかった。隣のパン屋さんはやってなかったですね。2021.9現在。
久しぶりに散歩してきてみたらスリムに伐採されてました。青空とのコントラストが最高です!
伐採されてすっきりはしましたが、みかどパン店と共に健在です。いつまでも谷中の街を見守ってください。
ドラマでもバラエティー番組でも度々登場します。最近は見かけないですが、前はお爺さんさんが長靴で木に登って剪定していたので、見ていて怖かったです😣
本郷弓町の大クスノキと共に大切な木です。
名前 |
谷中霊園 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3821-4456 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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なぜこの場所にこのようなヒマラヤスギがあるのか、という疑問をよそに説明書きを見て納得しました。特筆すべき何かがあるわけではありませんが、この場所でずっと保管維持されているのは関連する方々の見えない努力によるものでしょう。いわゆる「根谷千」地域は近隣に寺社や喫茶店が多く差策にはとてもよいエリアです。