浜から登る、常磐神社の魅力。
御供所八幡神社の拝殿右側に小路があり、そこを登って行くと常盤神社があります。坂出村の町医者、宮崎栄直が嘉永三年(1850年)にまとめた「民賊物語」に天保八年(1837年)常盤権現として創建されたとあるが、これ以外の社伝、沿革等については不明です。口伝では高松松平家「丸に三ッ葉葵」の家紋入り機が伝えられている事から高松藩主松平頼恕公が坂出大浜塩田の安全と繁栄を願って東の潮止神社(鳥洲神社とも云う)に対して塩田を見下ろす西のこの地に常盤神社として創祀させた。また「民賊物語」にも見られる「米安明神」と記した提灯が伝えられている事から天保大飢饉のさなかの同年(1834年)高騰した米価の引き下げ要求(米安騒動と云う)して処刑された人々を御供所氏子と塩田の浜子達が祀ったとも云う。私としては当常盤神社から八幡神社にかけて古墳がないか?が気に成っています。上記、常盤神社の由来の部分は拝殿に貼ってあった郷土史家の澤井静芳氏の文章を写しました。
名前 |
常磐神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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御供所の浜があった頃、浜から見上げたちょうど常磐神社の下辺りになる崖に、小さなお堂のようなものがあり、確か、浜から登って行けた記憶があります。覚えている方はいらっしゃいませんか?また、そのお堂はどうなったかも気にかかっています。となたか教えて下さい。