古い道標を守る日光の宝。
宝幢院前の道標の特徴
歴史的な道標がしっかりと守られている場所です。
風化を防ぐための管理が行き届いています。
古い道標に触れ合える貴重な体験ができます。
日光御成街道の道標です。T字路になっていて、「南 江戸道」、「東 川口善光寺道、日光岩付(岩槻)道」と書いてあります。このすぐ先が岩淵宿で、荒川(江戸中期までは入間川)の対岸が川口で、そこに善光寺があります。日光御成街道は将軍が東照宮に行くときに通る道で、川口を過ぎたら台地に上がり、大門、岩槻、幸手、栗橋と続きます。日光街道は利根川の東遷、荒川の西遷が終わるまでは安定した陸路とは言い難い状態であったと思われるが、両河川が合流する手前で越える日光御成街道はそれに比べて安定した陸路だったと思われる。案内板によると西も板橋方面に続く道になっているようですが、塀と囲いがあって見えません。その囲いと柵がこの道標の雰囲気をブチ壊しています。保護のための処置であることはわかりますが、もっとやりようがないのかと思います。
「宝幢院前の道標」と題打った案内版あり。令和二年三月に設置し直されたらしい。石碑裏面に「元文五庚申天十二月吉日 願主了運」と刻む。側面にはそれぞれ道の名前が刻まれている。街道名については、案内版に記載があるので、そちらを見ると良いだろう。石碑上部には幾つかの盃状穴が確認できる。元は、兜巾型だったか。また、石碑には石製の覆堂あり。
がっちり守られてる!
18(H30).10.18(木)9時40分到着です。日光御成道の道標です。1740年の古いものです。多くの旅人が触れた形跡で、石の上は、複雑な形状になってます。歴史をかんじます。
名前 |
宝幢院前の道標 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.kita.tokyo.jp/hakubutsukan/rekishi/fureru/bunkazai/akabane/michishirube.html |
評価 |
3.6 |
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古い、道標が風化しない用に守られています。道標に刻まれた文字もハッキリしています❗️