ミステリ映画のロケ地、文化財の趣。
旧井上家住宅の特徴
映画ミステリと言う勿れのロケ地としても注目される場所です。
我孫子市指定文化財の旧井上家住宅は、歴史を感じる貴重な空間です。
賓客専用の式台玄関を持つ立派な名主の家です。
西新井の喫茶シルビアに続いての映画「ミステリと言う勿れ」のロケ場所巡りです。移築された古民家は手入れがされていて小綺麗で生活感が薄く、物足りなさを感じてしまいますが、その地で歴史を刻んできた古民家はさすがに迫力があります。我孫子駅からはかなりの距離があるのでクルマでの訪問になつてしまいますが、ロケ場所の蔵以外にも見どころ盛りだくさんなので、オススメの場所です。
ミステリと言う勿れという映画のロケが、蔵で行われたのコトで見学に行きました。徳川家から任じられて手賀沼を整備する為に井上家がさしむけられた歴史ある建造物です。丁寧に説明してくださるスタッフの方も居て、ロケの行われた蔵ではパネル展示もされています。駐車場も入場も無料でした。
場内に入ると体の細胞が活性化するパワースポットに来た体験をしました。
我孫子市指定文化財の旧井上家住宅。手賀沼の干拓で江戸から布佐に移住した井上家は名主となりました。母屋は1858年に建てられ、茅葺でしたが現在は鉄板屋根になっています。車で来た人は、駐車場から表門に回って入るか、一度門を出て見ることをおすすめします。
建物内は上がれませんが入口から見ることはできます。お庭や蔵、母屋 立派です。観光客用トイレは有りません。
手賀沼の干拓に、江戸時代から力を尽くしてきた井上家の住宅で、名主の家だけあって賓客専用の式台玄関を持つ立派な物です。今、駐車場がある側は裏口側なので、反対側にある豪奢な正門から入った方が、よりVIP気分を味わえるでしょう。(笑)江戸時代の手賀沼は、今よりもずっと大きくて井上家の前に広がる田んぼは、実は元は手賀沼であり、人の手の力で美田に変えたのです。ここまでにするには、大変な苦労があったことは想像に難くありません。この井上家も、目の前に干拓地が広がるという立地上、水害に悩まされてきました。そのため蔵がある場所は盛り土をして、かなり高くなっているのが分かると思います。また外からは見えませんが、母屋や蔵は湿気が上がってこないように、床下に焼いた貝殻を湿気取りとして厚く敷き詰めてあるそうです。屋内はちょっと痛んでいますが、つい最近まで人が生活していたので、間取りや内装は今風に改変されており、これから調査の上で江戸、あるいは明治時代の間取りに復元するのでしょうね。そうすれば水海道市の坂野家住宅のように、ドラマ撮影やCMの名所として賑わうのではないでしょうか? ですから早めに予算をつけてくださいよ我孫子市さん(笑)坂野家住宅より東京に近いので、移動時間が節約でき十分に勝算はありますよ。
我孫子市布佐の旧家の屋敷ですが、説明も少なく、古い建物だけです。
名主の家!保存するのにお金がかかるけれど残していただきたい。
手賀沼干拓、手賀沼沿いが文化人の憩いの場だったことがわかりました。
名前 |
旧井上家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.abiko.chiba.jp/event/shiseki_bunkazai/inoueke/index.html |
評価 |
3.9 |
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週末に訪問、駅からはゆっくり15分は掛かるかな。江戸中期から昭和初期まで、この地で手賀沼の干拓、新田開発などで貢献された地元の名家だそうです。母屋は江戸時代、その後増築や改築があったそうです。映画の撮影に使われた蔵も以前は三つあったそうですが、当時のものは一つだけ、新たに近年建築された蔵が一つ、二つの蔵が並んでいました。建物は土間までは入れますが建物の中には上がれません。そのおかげか綺麗な状態が保たれているようです。母屋の奥は工事中で立ち入り出来ない状況でしたがお庭は見物できました。案内の係りの女性が居られましたが、地元の拝観者と思われる来客者と、ずっと話しておられました。