歴史と彫刻が響く、鏡忍寺の魅力。
鏡忍寺の特徴
日蓮聖人の小松原法難の地にある歴史深い寺院です。
波の伊八作の七福神の彫刻が見どころの一つです。
正岡子規の句碑があり、歴史好きには特に興味深いスポットです。
立派な山門は見飽きることがありません。日蓮宗法難の地ということで、本山の格式を有する由。
所構わず相手を選ばずに喧嘩を売り歩く日蓮聖人に、鎌倉幕府がブチ切れた結果が伊豆法難と龍ノ口法難で、念仏信者がブチ切れた結果が小松原法難と松葉ヶ谷法難です。これらをあわせて日蓮四大法難と呼ぶそうです。小松原法難で亡くなった工藤吉隆と鏡忍坊日暁の死を悼み、日蓮聖人が吉隆の子に開かせたのが鏡忍寺となります。熱心な信徒さんには宗祖の霊跡にまつわるありがたい寺院だと思われますが、私のお目当ては「波の伊八」こと武志伊八郎信由による欄間彫刻です。祖師堂は二〇〇八年落慶の新築ですが、欄間は先代祖師堂から引き継がれているようです。大きな御堂の一部でしかありませんが、それでもさすがは名工の作、じっくりと鑑賞するほどに楽しめます。他にこれぞと言うほどのお宝はないものの本山に相応しい風格はあり、寺院全体の見ごたえもなかなかのものです。とりわけ降神槇は見事です。
立岩観音堂から歩いて30分程、立派な山門があります。庭が綺麗です。
誕生寺や清澄寺とは違った味わいのあるお寺です。御首題と御朱印をいただきました。御朱印は、「刀杖難趾」というお書き入れしか見たことがなかったのですが、「情存妙法」というお書き入れをいただきました。良き教訓をいただいたものと大切にしたいです。
雰囲気も歴史もあり「波の伊八」作の七福神の彫刻ゆっくり見れて良かったです。
数年ぶりに再訪。日蓮上人の小松原法難の際に、日蓮を守り討ち死にした鏡忍坊と、信者でもあった天津城主:工藤吉隆の菩提を弔う為に建立。波の伊八作品、五代までの伊八の墓などもあり。
正岡子規の学生時代に訪れて読んだ句碑があり、驚いた😱❕
心が洗われた気持ちになれる。
私の母方の祖母をはじめ、明治以降の先祖が眠っています。素晴らしいお寺です。
名前 |
鏡忍寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
04-7092-0604 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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波の伊八巡りで参拝。とても大きくて立派なお寺です。2008年に243年振りに建て替えられた祖師堂はまだ新しく綺麗です。祖師堂内欄間に初代伊八による七福神の欄間三面があります。蟇股も伊八作。見学の際は受付にて許可を得るように。作者は分かりませんが本堂内欄間の龍の彫刻も見事でした。