毎年十月五日、東大寺で特別な拝観を。
勧進所公慶堂の特徴
毎年10月5日には特別な拝観が楽しめます。
公慶上人をお祀りする歴史深いお堂です。
東大寺勧進所に位置している魅力的な寺院です。
大仏殿を再興された公慶上人をお祀りするお堂です。苦心の末に大仏殿落慶前に遷化された上人を偲び、大仏殿の方角に向けて建てられているとの事です。
東大寺勧進所(かんじんしょ)。東大寺は二度もの兵火に見舞われています。一度目は平重衡、二度目は松永弾正久秀と三好三人衆・筒井順慶によるものです。寺の建立の為に寄付を募ることを勧進と言いますが、二度目の兵火に対する勧進に奔走されたのが公慶(こうけい)上人です。公慶上人は徳川綱吉公とその母の桂昌院(けいしょういん)に勧進の依頼をする為に、江戸まで足を運ばれています。そのおかげで大仏殿落慶は1709年3月21日します。ところが、桂昌院と公慶上人は1705年8月に相次いで、綱吉公は1709年2月に、何れも落成供養の前に亡くなりました。
名前 |
勧進所公慶堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
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毎年10月5日に勧進所八幡殿・阿弥陀堂とともに拝観する事が出来ます。有料です。令和4年に拝観しました。お堂の中の写真撮影は禁止です。