四季折々の庭園、浄瑠璃寺の魅力。
淨瑠璃寺の特徴
九体寺として知られる、静寂に包まれたお寺です。
吉祥天立像のご開扉を体験できる貴重な場所です。
南山城国宝めぐりの際に訪れるべき名刹です。
2025/4/26拝観。国宝五重塔よりも9体阿弥陀坐像は一見の価値あり。お寺手前にはお食事処が2店舗あります。僕は知らずにお腹いっぱいの状態でしたが、もし行かれるなら是非お昼ご飯もどうぞ。駐車場300円。バイク200円。
高校の現国の教科書に載っていた堀辰雄さんのエッセイ「浄瑠璃寺の春」。なんということもない平場が延々と続く内容(スミマセン)でしたが、馬酔木がえらくクローズアップされていたので、一度は訪れてみたいと思って早30年。エッセイに出てくる馬酔木、九体仏、柿の木などを辿ってみました。九体仏は拝観料が必要で、中に係の人がいて質問に答えてくださいます。自然光の中で拝む仏様がいらっしゃる御堂は穏やかで落ち着ける空間でした。エッセイに出てきた寺の娘さんは親戚の方だそうで、つい数年前までご存命だったそうです。七面鳥の鳴き声も聞こえるかなと少し期待していましたがそれはさすがに今は飼う家も無いようでした。駐車場は浄瑠璃寺前駐車場を利用しました。300円です。駐車場から山門まで少しだけ歩きますが、途中に雰囲気の良い食堂や陶器屋さんなどがあり、散歩気分で散策できます。
🌸浄瑠璃の 名を懐かしみ 当尾(とうの)なる 花散る寺を 尋ねけるかも少し桜花が散り始めた頃に参詣することが出来ました。人影の少ない境内を思うさま散策しました。山門周辺に桜・雪柳、浄土式庭園には桜・躑躅が咲いていました。本堂では彩色鮮やかな秘仏吉祥天女像が公開中でした。🌸山寺や 彼岸此岸の 桜散る2025年4月10日。
参拝日2025年2月21日あいにくの天候でしたが、静かに参拝出来ました。自然の光を活かした本堂内には心惹かれます。そして猫ちゃん好きの方には是非訪れてほしいです。境内、周辺でたくさん出会う事ができました。
ちょっと昔に拝観。浄瑠璃寺名前さえ知らなかったが、昨年、奈良博の南山城展で、修理が終わった阿弥陀佛2体を見て知った。普段平安仏には関心が無い(自分的には鎌倉>天平・白鳳>室町>平安)といった感じなのだが、身近で観る阿弥陀はなかなかの大きさ。光背の裏側も見応えがあった。展示物案内の、みうらじゅんが「僕は9体揃ったところをロイヤルストレートフラッシュと呼んでいるんですよ」にウケた。今回奈良博→トーハクを経て、故郷に戻ってきたという。海山住寺から木津川を渡り、地図からは想像もできなかった雄大な景色の中を走る。やがて道は古い町並みの中へ。そして山に入り、極端に狭くなる。浄瑠璃寺前は小さな駐車場になっており、一日中そこに座っているであろう老婆に300円渡して参道へ。正直言って、海住山寺で相当落ち込んでいた。そう良い物が見られるとは思っていなかったのだ。が、門をくぐると、そこは桃源郷だった。美しい池を中心に、東には、丹塗りも美しい薬師を本尊とする三重の塔。西には九体阿弥陀を納める本堂が。これほど理想的な配置の寺を、観たことが無い。そして本堂の美しさよ。均整がとれ、大きすぎもしない。小さすぎもしない。他を圧する威圧感もなく、ただ自然につつましく佇んでいる。ただただ見とれるばかりでした。高松の掬月亭よりこちらの方が住みたい家ナンバーワンになりました。小さな池を一周するだけで観終わってしまう境内なのだが、なんというか、飽きさせない。どの角度から観ても絵になってしまう。写真にはならないけどね。そして本堂へ。ついにロイヤルストレートフラッシュが!…薄暗い本堂の中で、一つ一つの阿弥陀は小さく見える。奈良博で観た時はあんなに大きかったのに。センターの阿弥陀さんは流石に大きくて金ピカで存在感があるんだけど、ううむ...。と思っているうちに、目が慣れてきた。一つ一つの阿弥陀の顔がすべて違う。死んだとき、このなかのどれかの阿弥陀が救いに来て下さるそうで、「あれ、こいつは嫌だなぁ」とか「あ、この人ならいいかも」なんて観ていると時間がどんどん過ぎていく。最後に振り返ると、ロイヤルストレートフラッシュ!という言葉がまさにぴったりと来る、後から尾を引く仏像群。もう一度丁寧に見まわす。いやぁ、素晴らしい場所でした。死ぬまでに観られてよかった。あ、吉祥天が特別拝観で出てましたが、あんまり思い入れが無いのでまぁスルー。不動明王三尊像は、目の光り方が異様。高田さん絶対好きだと思う。しかしこの本堂はいいなぁ。大きさは僕の家のちょうど倍くらいでしょうか。次に建てる家の構想を練りながら、「本当に良いものを見た」という多幸感を胸に、次の寺に向かいます。
九体寺(くたいじ)とも呼ばれる当尾の寺院。奈良に近いが京都府木津川市に属する。国宝として九体阿弥陀堂・三重塔、九体阿弥陀如来像・阿弥陀如来中尊像をもつ。重要文化財のうち薬師如来像・吉祥天女像は秘仏とされ、開扉日を限定。庭園は特別名勝・史跡。寺内の東に瑠璃光浄土の薬師如来、西に極楽浄土の阿弥陀如来を配する伽藍配置。冬季を除き、9時〜17時が拝観時間。公共交通機関はJR加茂駅から木津川市コミュニティバス。
土曜に行ったが観光客はまばらで、境内や付近の商店も営業はしてるものの手入れが行き届いておらず、寂しい感じが漂っていた。辺りには野良猫が多く、きれいに手入れをしてあげれば新たな観光資源として可能性があるかも知れないが、どの猫も痩せて毛並みはボサボサで、まともに食事すらしてないのかも知れない見どころの庭園や三重塔も、もう少しきれいにすればまた違った印象を受けるかも知れないが、池の水は汚く、三重塔も何かこうパッとしない。
2023年7月9日 岩船寺から歩道で浄瑠璃寺へ、途中の石仏様にお会いできて良かったです! 浄瑠璃寺の9体の阿弥陀様は2体が奈良国立博物館へ出張中でしたー。またお揃いの時に伺いたいです。日曜日でしたが、静かにゆっくり出来て良かったです〜
18才の初夏に初訪問してから数十年。畿内の社寺はかなり拝観してきましたが、いまだに一番強い印象を残す。だから、いまだに数年おきに、ふと思い出して、足を運ぶ。
名前 |
淨瑠璃寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0774-76-2390 |
住所 |
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HP |
https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,28744,36,421,html |
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

JR加茂駅から1時間に一本ですが、バスが出ているので便利。近くの岩船寺でバスを降りて、浄瑠璃寺まで歩くのもおすすめ。紫陽花はまだでしたが、紅葉の新緑が美しく、人も少なくて良かった。