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遠江三十三観音霊場の参拝でお伺いしました、観音霊場第十八番札所になります。曹洞宗のお寺で新福寺観音堂といい山号は不明です、御本尊は十一面観世音菩立薩で伝行基菩薩の作と伝わります。大正十一年(1922年)の堂宇修理の際に見つかった寄進の依頼状の由来には次のように記されている。「後花園天皇の享徳二年(1453年)の七月に飄然と異僧来り、仏教三世の因果応報を説き村民を感動させた村民こぞってこの地に留まることを願ったが、僧は我は諸国巡廻の祈願を果たす者故にそれは叶わずといい代わりに行基菩薩の御作の十一面観世音菩薩像を与えて去ったという、村民は大いに喜び小堂を建ててこの像を安置して村民の信仰を集めました。」観音堂は天文五年(1536年)に再建されその後遠江三十三観音霊場第十八番札所となり四百数十年の間、村民や巡礼の人々の篤い信仰を集めています。新福寺は元来この地ではなく小夜の中山の久延寺奥之院であったと考えられている。