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名前 |
赤地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
西尾市巨海町(こみちょう)に真っ赤なお地蔵さんがおります。知る人ぞ知るお地蔵さんです。ひっそりと佇んでいるのですが、その存在感はなかなかのものです。「赤絵」で知られる西尾市在住の画家・齊藤吾朗さん。吾朗さんの生まれ育った地域にある赤地蔵は赤絵を生んだイマジネーションの源泉のひとつといわれています。赤地蔵は、延享(えんきょう)元年(1744年)に3体が祀られ、以来270年以上にわたり地元の人たちに愛されてきました。3体のうち、一番右にあるのは延命赤地蔵尊(えんめいあかじぞうそん)で、おねしょが治るといわれています。幼少時にお参りに見えた方も多かったのではないでしょうか。ベンガラという赤色の顔料を塗ることで真っ赤に染まるお地蔵さん。遠方からはるばるお参りに来る人も多いそうです。赤地蔵のお世話をしているご近所の鈴木さんに事前に連絡をしておけばベンガラの貸し出しのほか、お札と御洗米がいただけるそうですよ。しかしながら現在も鈴木さんがお世話をしていらっしゃるかどうかは確認をしておりません。個人でお世話をすることはとても大変なので、是非地域の宝として周辺住民の皆様でお世話をされたらどうかと、個人的には感じております。継続することは尊いことだと思うのです。