整備された岩略寺城、山城探訪の楽しさ。
岩略寺城跡の特徴
山城としての魅力があり、歴史の痕跡に触れられる場所です。
イノシシ用の柵があり、訪れる楽しさが増します。
綺麗に残された遺構は見応えがあり、探索する喜びを提供します。
岩略寺城は標高168mの御城山山頂から中腹部に展開している。麓からの比高は約100m。岩略寺城には林道で主郭直下まで車で上がることが可能である。駐車場も用意されている。入口付近に防獣柵があるので開閉が必要。岩略寺城の主要部分は整備されており草木も刈られている。見学がしやすい良い山城である。駐車場から主郭へはすぐに登ることができる。主郭以外にも地形なりに多くの郭があり、なかなか複雑な縄張りとなっている。遺構として目立つのは井戸の多さである。水には困らない城であっただろう。その他にも三日月堀や堀切、土塁、武者隠しなどの遺構が確認できる。岩略寺城は駿河の今川氏と東三河の松平氏の境目の城で両勢力の争奪戦の場となった。桶狭間の戦いでの今川義元討死後は松平氏(徳川氏)の勢力下となったが、徳川家康の関東移封により廃城となったと思われる。岩略寺城はアクセスの良さ、整備状態などからこの地域ではおすすめの山城である。
2024年12月16日、登城。非常によく整備されていて文句なしの素晴らしい遺構を堪能した。名電長沢駅から徒歩真っすぐ、長沢交差点を越えて橋を渡ると城跡への案内表示あり。山裾を進むと獣柵の扉があり、入って林道を少し進んだ所で「近道」の看板があったので、近道を登った。急登だが、さほど険しいとは思わなかった。主郭を取り巻く尾根すべてに曲輪群あり。東尾根先端の堀切の高低差は圧巻でした。馬《●▲●》助ヒヒーン♪
名鉄の名電長沢駅から歩いて登城しました。駅を出て左側に進み、国道1号線を越えてしばらく道なりに進むと獣よけのフェンス賀あります。Googleマップだとここまでが道として表示されていますが、その先も林道になっていて800mほど進むと駐車場があります。そこからはすぐです。主郭(本曲輪)北側にある三日月堀は見応えありました。
まずは、獣除けの柵があって、これを自分で開閉しないと、その先にはいけませんので、気をつけてください。それから、この柵に着くまでに、Google先生、少し、迷われますので、あきらめないでください。柵から、約8kmの林道を進むと、けっこう広めの駐車場に着きます。そこからは、徒歩になるのですが、ほどなくして、城跡に着きます。堀や土塁が良好な状態で保たれているのらしいのですが(?)、ごめんなさい、僕は、戦国時代に思いをはせることもなく、「へぇ~、これがそうなんだ~」という感じでした。
長沢城とも言われたそうですが、近隣にも山城があり、どの城を指すのか分からないこともあるようです。松平一門によって築城されましたが、松平清康が横死した後、今川氏の勢力下となります。桶狭間の合戦の後、徳川家康が攻め落とし、勢力下とします。小牧・長久手の戦いに際し改修され、小田原の役では豊臣秀長も入城、城の西側に[関白ノ入]という地名が残っているそうです。県下最大級の山城で遺構もよく残っており、見応えがありました。
山城としては面白い場所です。しかし案内や整備がまだまだです。
イノシシ用の柵がありますが、自分で開けて入ることができます。開けたら閉めること。山道自信がある人は近道から15分ぐらいで行けました。車で行けば3分ぐらいで駐車場まで行けます。そこから本曲輪まで直ぐです。
遺構が比較的綺麗に残されているので見応えあります。車で近くまで行けますが、動物避けの柵の開け閉めはしっかりしましょう!
名前 |
岩略寺城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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東海道旧道もしくは国道1号線からの入り口が非常にわかりにくいです通り沿いに標識が出ていると良いと思います車で城跡まで行けますし、駐車場もあるのでそれはいいけど、猪よけの柵を越えてからすれ違いは出来ないアスファルトの端が崩れかかっている道は怖いです城跡そのものは整備もされていて見やすいしわかりやすいですロープがあって、斜面もすべらないような工夫がされていて、歩いて回るうちに楽しくなります山城好きなら必見です。