1785年の大噴火の歴史を感じる。
名主屋敷跡の特徴
名主屋敷跡は1785年の大噴火を体感できる歴史的スポットです。
清受寺から200m程下るアクセスの良さが魅力です。
八丈島への全島避難の歴史を学べる貴重な場所です。
1785年の大噴火で八丈島へ全島避難がなされた。といっても非難の過程で船には全員が乗ることができず、先のある若者から乗せたため、老人を中心に多くの方が命を落としたと現地の方が説明してくれた。それから半世紀近く経った1835年に名主の佐々木次郎太夫の活躍で島民の還住が達成されたそうだ。その佐々木次郎さんの屋敷跡で、きれいな丸い石の石垣が印象的だ。今の集落からは離れた場所で山を少し下った位置ににある。昔はここから海に出ていたのだろうか?
草むらに阻まれて辿り着けなかった。
名前 |
名主屋敷跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
04996-9-0033 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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(2022/09) 清受寺から下手に200mほど下る。この辺がもともとの休戸 ( やすんど )。名主屋敷跡のお隣りは牛舎のあるお宅。昔は人家ももっとあったらしい。階段も整備されていてさすが名主屋敷だ。玉石垣も現れる。角を作るのでなく、曲線を作るのが八丈島・青ヶ島の玉石垣の特徴。今では見るものは少ないが、かなり広い敷地で、色んな作業場が広くとられていたことがわかる。今の村の中心・岡部から離れているのが不思議だが、これは農業の中心が池之沢であったことを物語っているのかもしれない。大里神社もほど近く、1958年までは池之沢への主要道であった「槍の坂」も近い。何かあったら池之沢にも岡部にも駆け付けられる位置ではある。