箱根の歴史を体験しよう。
箱根町立郷土資料館の特徴
渋沢栄一に関する特別展を楽しめる、資料が充実した博物館です。
昔の箱根宿の様子や温泉地発展の理由を学べる貴重な体験ができます。
箱根町役場の向かいにあり、箱根の歴史や文化を展示説明する資料館。入館は有料(一般300円)です。展示室は2つあり、第一展示室では箱根の地理的な特徴や、戦国時代ごろまでの箱根の歴史を紹介しています。説明文は小学生でも理解できるような平易な内容です。ここは特別展開催時には特別展示室になるようです。第二展示室(常設展示室)は、江戸時代以降温泉地・観光地として発展していく箱根の様子が、貴重な文書や写真類とともに展示されています。スペースは少ないですが、箱根細工など伝統工芸の展示もあります。総じて箱根の文化や歴史を知るためには有意義な資料館だと感じます。展示手法としては若干古いところがあり、最新のビジュアルな博物館などに慣れた目で見ると、すこし地味に感じられるかもしれません。
早雲寺さんから、逆ルートで箱根湯本駅へ帰る際に立ち寄りました。裏手からになるので、急な階段を昇って到着です。月曜日が休みで無いのは、珍しいと思います。ありがたいです。その際に「サル出没注意」と表記があって、ちょっと身構えてしまいました。自然が豊かなので、エンカウントもあり得る状況ですよね。受付で300円をお支払いして、箱根の歴史に触れてきました。今では温泉街として整備されましたが、この自然環境での開発には先人の積み重ねがあったのですね。東海道に面していますし、歴史的な厚みは相当なものが感じられました。平たく言うと、歴史ロマンがすごいです。笑 予備知識無しでも、かなりの余韻が残る展示かと思います。設備は新しくありませんが、郷土資料館好きとしては大満足です。これがたったの300円という感想ですが、口コミを読むと無料にしろって難癖も散見されますね。… 今どきの缶ジュースですら140円になったのに、300円はかなり破格ですよ。次回の訪問時には、ワンコインシリーズ(100円の小冊子)や、各種図録を買い漁りたいと思います!
ウォーキングついでにたまたま立ち寄りましたが、展示物が充実しています。あっという間に1時間くらい過ぎてしまいます。入館料も300円と親切料金なので皆さんも立ち寄ることをぜひお勧めします。
すっごく良質の資料館でした。いわゆる地味な陳列系で町役場に併設の小規模資料館ですが、箱根「温泉地」の歴史を丁寧にわかりやすく紹介してくれています。昔の写真や資料を集めて、そこから紹介するのに合うものをピックアップして陳列・説明という感じで、担当した人(学芸員かな?地元の有志かな?)のセンスが光ります。こういう地域の資料館は好きで旅先では立ち寄るようにしているのですが、独り語りでわかりにくかったり、資料が足りなかったり、逆にあれもこれも詰め込んで風呂敷広げすぎだったりして微妙なところが割とあるのですが、こちらの箱根の資料館は、温泉好きの旅行者が訪れた土地の温泉地として歴史を知りたいと思うニーズに合致した内容になっています。ちなみに、ガチ見学すると1時間掛かります。館内の写真撮影は禁止ですが、気になる写真などがあれば更なる詳細説明付きで個別リーフレットか100円で売っています。10シリーズ以上用意されていて、作り手の気合いを感じます。連休で箱根全体が人で溢れかえる中、ここだけ過疎っているので静かに過ごしたい方にもオススメです。
箱根の歴史を学ぶことができます。富士屋ホテルが戦前に運行していた「富士屋自動車」の制服など貴重な資料が多く収蔵されています。受付で販売されているテーマごとに細分化されたハンドブック(一冊100円)は、無料配布されている観光パンフレットより一歩二歩踏み込んだ内容になっており、自分の興味深いテーマのもののみ選んで購入出来るので強くおすすめします。
場所柄仕方ないとは思うけど、暗い感じがします。おトイレを借りただけなのですが。
箱根の歴史を紹介した博物館です。消防署分署の脇にもショートカットする階段があります。特に江戸時代以降、箱根がどう観光地として発展したかについて詳しく説明してますが、やや展示が古いかなという感じもします。今どきならブラタモリ風に地質や地形、温泉の仕組みなども合わせて説明してもよかったかも。そのあたりは別の施設に任せてあるのでしょうけれども。初めて箱根に行く人よりも、何度か来ていてメジャーなところは訪問済な方むけです。
役所と同じ敷地内にあるので、駐車場は役所と共用になり、無料です。ホームページを探ると割引画面が出て、画面を見せると料金が300円から250円になりました。前提として、地理や歴史等に興味のある人向けの資料館だと思ってください。私は50代ですが、10代20代の若い頃に来たら、きっとつまらない資料館だったでしょう。館内撮影禁止の為、画像はあげられませんが、内容を説明します。箱根の温泉の歴史を、主に人文地理的視点で時系列に展示してあります。個人的に衝撃的だったのが、ロシアの民芸品のマトリョーシカの始祖が箱根だったことですね。
一度訪れる価値ありです。箱根湯本に行く場合は是非寄ってください!
名前 |
箱根町立郷土資料館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0460-85-7601 |
住所 |
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HP |
https://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/6,420,14,99,html |
評価 |
4.0 |
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街道沿いの温泉宿からリゾート地としての開発まで、箱根がどのように発展してきたのか、江戸時代から昭和に至るまでの歴史を知ることができます。目立たない施設で展示がやや古いのは否めませんが、内容は分かりやすく論理的に展示されており、訪れて良かったと思える場所です。