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名前 |
痴雲寺跡と岩戸岩 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
痴雲寺は江戸時代桂岩和尚が晩年の隠居場所として「痴雲庵」を立て、歴代の黄檗宗性空寺の和尚の隠居所となりました。その頃は切米五石、山林、敷地等の寄付により、運営されていました。その横にあるのが岩戸岩ですが、一つの岩に「南無観世音菩薩」と刻まれています。今は木に覆われて全く見えません。そこから岩戸観音とよばれていましたが、その横の岩屋に諫江八十八ヶ所第五十一番札所伊豫國石手寺があります。同じ箇所に三界萬礼塔と大乗妙典千部塔が建立されています。江戸期に諫早家の庇護のもと栄えた痴雲寺も明治の廃仏毀釈によって衰退し、諫早性空寺の末寺として岩戸山痴雲寺として運営されてましたが、昭和三十二年の大水害の時に山津波によってお寺も壊滅状態となり廃寺となりました。現在は、その場所も綺麗に整備され、集会所として近隣の方々の憩いの場となっています。また、小さなお堂も建てられ、痴雲寺として運営されているようです。ここの前は道路が狭く、駐車スペースがありません。近くに止めて、徒歩で来られるといいかと思います。