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名前 |
円通寺 旧山鹿郡三十三観音札所 九番札所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
平小城でも、入り込んだ場所なので分かりづらいと思います。山道に入る前に、城村城跡の説明立板があるので、その手前を登り、しばらく進むと地元の方々の墓地があります。その下手に観音堂があります。観音堂は、「一間×一間」の瓦葺きで、三方吹き抜けの素朴な観音堂です。周囲には全く民家はありません。本尊は、「十一面観音」で、木彫りで彩色があり、高さ約50センチです。山鹿市の指定文化財で、室町時代中期の作といいます。『 鹿郡旧語伝記 』には、『 城跡に入る谷頭にあり。本尊観世音。この円通寺の住僧合戦の時働きし功僧たり 』とあります。天正時代、菊池市一族の隈部親安の城だったという、城村城の本丸跡が近く、国衆一揆の戦場となりました。(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録より引用)