サクラと侘び寂び、龍王山の歴史。
天文年間(1532~1555)年に阿賀を支配していた檜垣肥前守の居城が、ここ龍王山にあったといわれています。檜垣氏は南北朝期、呉周辺の小領主連合の呉衆の有力者として一角を占めていました。呉衆は主に伊予から来た山本氏(和庄)と有力領主であった檜垣氏及び警固屋氏など、現在の呉市(当時呉保)を本拠地とする小領主の連合体で、南北朝期から戦国期にかけて周防大内氏に属する水軍として応仁の乱にも従軍していました。天文23(1554)年 呉衆が毛利氏から当初の大内氏に転向したため、小早川氏に領地を没収されたようです。その本丸跡に龍王社があり、地元では「城山(じょうさん)」が訛って「じおうさん」と呼んでいます。なお、この龍王山城跡は、県の埋蔵文化包蔵地となっています。(あがまち散策マップ)
名前 |
龍王社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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サクラと侘び寂び。グッド。