音羽山の秘密、古墳探訪へ。
梶山古墳群の特徴
溜池に埋没した古墳が見られる歴史的な場所です。
全長8.5mの両袖式横穴式石室が現存しています。
音羽山の北側麓付近に位置する文化財です。
音羽山の北側麓付近尾根の先端付近には溜池に埋没した古墳もある柵の中に両袖式横穴式石室が現存している全長8.5m 玄室長3.6m
倉橋溜池を造るときに、この付近にあった古墳群が水没したそうで、そのいくつかが残っています。現在一つだけが柵の外から玄室口を見ることができます。
名前 |
梶山古墳群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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現状2基の横穴式石室に入れます。遺跡地図を見た限り4基あるようですが、残り2基は深い薮の中に埋もれてどこにあるか分かりませんでした。私が行った2基には偉大なる先人の赤テープが目印として柵や木に巻かれていました。まず行った2基の内、北側にあった古墳 15C-0030(写真1〜4枚目)について、倉橋溜池ふれあい公園の最北端にあります。付近に黒い柵があり、その柵の向こう側です。開口部は狭く、懐中電灯が必須となります。分かりやすく両袖式で、思ったよりは狭いです。あと至る所にクモがいます。続いて東側にあった古墳 15C-0032(写真6〜9枚目)について、「倉橋ため池周辺の古墳」という名目で梶山古墳群を紹介している看板(写真5枚目)があり、その少し右に偉大なる赤テープが木に巻いてあります。それに誘われるように薮に入るとすぐにあります。相変わらず開口部は狭いですが、まぐさ石の上が少し開いておりそこから光が入り込んでいるので、そこまで懐中電灯の必要性は感じませんでした。まあ、あるに越したことはないですが。石室はまあまあな広さです。高さざっと2.5mぐらいでしょうか。あと、ここにもクモがわんさかいます。(このクチコミ内で出てきた大文字のC、ハイフンが付いた数字は、奈良遺跡地図において古墳に付けられたIDのことです)