企業信用調査の歴史を体感。
帝国データバンク史料館の特徴
市ヶ谷の防衛省前に位置する歴史的な施設です。
創業時から現代までの豊富な歴史を学べます。
企業信用調査の起源を探る貴重な史料が揃っています。
帝国データバンクの創業時から現代までの歴史を学べる施設です。基本的には事前予約制で平日の指定時間のみ見学可能。入館料は無料。見学申込は希望日の前週金曜日までにHPにある予約申込フォームからの申請が必要です。予約可能曜日は、火曜日~金曜日①10時 ②13時 ③15時見学時間は2時間史料館内は自由に見学できます企画展の関東大震災と帝国興信所2023年12月28日まで会期が延長になりましたとても貴重な資料があるのでおすすめです。
帝国データバンクの史料館です。平日限定です。行く前の週の金曜日までに予約が必要です。ご注意を。帝国データバンクという会社自体は知っていましたが、具体的にどんなことをしている企業なのか知らなかったため、気になって伺いました。10:00の回に予約し、時間ちょうどに行きました。受付の方が丁寧に対応してくださりました。エレベーターで9階まで上がり、そこからは自由に見ることができます。写真も撮っていいとのことでした。信用調査の歴史を、帝国データバンク創設以前も含めて知ることができます。帝国データバンクが保有している史料も併せて解説を読み進めると、かなり詳しく学ぶことができます。今まで知らなかった信用調査とは何かということについて、詳しく知ることができ有意義な時間を過ごせました。企画展も行われていました。私が伺ったときは、関東大震災についての展示でした。
企業信用調査の起源から現代までの史料が展示。
名前 |
帝国データバンク史料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-5919-9600 |
住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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HP | |
評価 |
4.1 |
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帝国データバンクの史料館は市ヶ谷の防衛省の前にあります。帝国データバンクは一言で言うと信用調査会社です。例えば、この企業がどれくらい信用できるのかを調査してほしいという依頼を受けてデータを提供する会社です。信用調査業は産業革命のイギリスで誕生。商取引の発展に伴い、相手の信用状態を調査する第三者機関が求められ、信用調査会社が誕生しました。日本でも明治時代に信用調査会社が誕生し、1900年には現在の帝国データバンクである帝国興信所が設立されました。帝国興信所は従来の会員制の調査会社と違い、非会員にも門戸を開き、1920年代には日本有数の信用調査会社に発展しました。戦時中は軍事機密に抵触するという理由で活動が制限される憂き目に遭いますが、戦後は直ちに復興。1960年代には他社に先駆けてコンピューターを導入。調査内容をデータ化することで、顧客の利用目的に合わせて情報を取り出すことが出来るデータベース事業に進出しました。1981年には現社名に変更。以降、総合情報サービス業として歩んでいます。帝国データバンクと言えば倒産情報を思い浮かべる人も多いと思います。帝国データバンクは60年以上に渡って倒産情報を発信しており、私が訪れたときは60年間に帝国データバンクが立ち合った色々な倒産について紹介するブースがありました。倒産の裏側にある人と企業のドラマが垣間見えました。滞在時間は2時間以上。とても見ごたえのある展示でした。本当にありがとうございます。