木曽三川の歴史を探る文庫。
木曽川文庫の特徴
建物は文化財であり、地域の歴史を感じられます。
木曽三川や治水に関する貴重な資料が豊富です。
江戸時代からの治水の歴史を学ぶことができます。
建物の2階に木曽川文庫があり、水に関する著作や郷土史など、木曽三川含めた川と人の歴史などについての著作を閲覧できるようになっています。
船頭平公園の中、船頭平閘門そばにある国土交通省船頭平閘門管理所木曽川文庫は、付近に宝暦治水ゆかりのスポットがあり、濃尾平野を流れる木曽川・長良川・揖斐川の「木曽三川」に関する各分野の図書や研究論文の収集保管場所。
建物の2階が展示コーナーと文庫というだけあり、いろいろな書物があります。そんなに広い展示コーナーではないですが、木曽三川の分川の歴史が分かりやすく説明されてます。今の形とは違う分け方の案もあったんですね。やっと、三川をどの様に分けたかを理解できました。書物もいろいろな地域行政が出したものや、日本全国の川の治水など、興味あるものが並んでいました。1日居られそうです。
江戸時代からの治水、明治の三川分流工事。日本の経済を支えた東海道の大難所である木曽三川。薩摩の藩士たち、オランダ技師たちのおかげということが、しみじみ分かります。
薩摩義士、デ・レーケの行った治水事業には驚くばかりです。貴重な資料が沢山あり楽しめました。
船頭平公園で蓮の花を見て船頭平閘門・公園を散策してると公園内から木曽川文庫へ続く階段があり行ってみました。受付でマスク着用・手消毒して用紙に入館時間と名前・電話番号を記入します。スリッパに履き替えて2階へ進みますが・・何の知識もなく、行ったついでに寄っただけの動機不純な訪問でした。もっと広い所かな~と思いながらでしたが滞在時間はとても短かったです。帰りに受付で退館時間を記入して建物を後にしました。(2020/6/29訪問)
国土交通省が管理している事務所と文庫(というか2階が資料館)資料の展示はそこまではないが、木曽三川の話や治水の事、堤防の事などについて学ぶことが出来ます。ヨハネス・デ・レーケ氏の愛用の眼鏡も展示されています。
木曽川文庫は木曽三川に関する各分野の図書・研究論文等の収集保存し、治水のあり方を学ぶ場として昭和62年10月8日に開設されました。船頭平閘門管理所の2階にあります。 宝暦の治水(江戸時代に幕府が薩摩藩に木曽三川の大規模な治水工事を命じ、それを受けた薩摩藩は大変な困難と犠牲の上それを成し遂げました。責任者平田靱負は犠牲に対する責任を取って切腹しています。)に関する展示と明治時代のデ・レーケによる木曽三川完全分離工事の展示がされています。展示内容はかなり専門的で、子供向けではありません。 ちなみに宝暦治水については、岐阜県出身の児童文学者 岸武雄先生の「千本松原」はフィクションも交えて子供にもわかりやすく宝暦治水について書かれています。子供の頃に読んで、非常に強く印象に残ったお勧めの本です。
名前 |
木曽川文庫 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0567-24-6233 |
住所 |
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HP |
https://www.cbr.mlit.go.jp/kisokaryu/sisetu/bunko-detail.html |
評価 |
3.9 |
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建物自体も文化財ですが、日本でも他にない輪中文化や3つの大きな川と、洪水との格闘の歴史、文化など、この地域最大の魅力を探るための貴重な資料が多くあります。いつか余裕ができたら入り浸りたいです。