ブルーノ・タウト設計、重要文化財の魅力。
旧日向家熱海別邸の特徴
ブルーノ・タウト設計の国指定重要文化財です。
美しい地下室からの海の眺望が楽しめます。
予約制の見学で丁寧な解説が魅力的です。
設計:渡辺仁/ブルーノ・タウト施工:清水組(現 清水建設)造詣深いガイドとともに見学できます。建築当初の意図を尊重し、現物保存に重きを置いている素晴らしい施設でした。施設サイトでも案内されていますが、日本家屋なので見学する方は靴下を用意してください。
今回の台風、大丈夫でしたか?数ヶ月前になりますが、マンション滞在中、前日予約で朝一番に見学しました。スタッフさんが皆さま親切で、さすが熱海市の施設だなぁと。熱海市役所、忘れもので熱海警察署にもそれぞれ訪れたことがありますが、どこもサービス精神に溢れていて観光都市として京都も見習って欲しいところ。ブルーノタウト氏が桂離宮に日本建築の美を感じてエッセンスを取り入れたと説明を受けました。地元の桂離宮には行ったことがなく、うんうんとお返事して誤魔化してしまいましたが嬉しかったです。建築の知識は全くありませんが、こんな誰も気づかないような崖のようなところに、よく建てたものだと関心しきりでした。この建物をご寄付して下さった女性篤志家に感謝申し上げます。
歩きでこちらまで伺うためには大凡20階建マンションの階段を登らなければならない荒行がまず待ち構えている。息も絶え絶えで邸に到着、ギリギリ時間に間に合う。外観はさほどほーと感心するほどではないが、室内は圧巻。2階の設え地下室(といっても想像する地下室ではなく、社交場かな)の圧倒されるほどの工夫の数々。90分間、丁寧な説明の方のお話と見学はあっという間にすぎました。とても感銘を受け勉強になりました。ありがとうございました。
案内してくださる人がとても丁寧に説明してくださったので、分かりやすかったです。細かいところまで設計されており、とても綺麗でした。見学は予約が必要で、見る時間も限られますが、夕方の夕陽が行くタイミングと会うと、より綺麗な景色が庭から眺められます。
JR東海道本線熱海駅改札を出て左手バスターミナル沿いに真鶴方面へと向かい熱海駅前交番の前を道なりに進み次の信号で右手山側の坂道を上って行くと曲がり角の所案内板に従って階段を下りた先の突き当たりに有るのが旧日向家熱海別邸であり、その地下室は国指定重要文化財に指定されている。距離的には徒歩にして6〜8分程度であるが結構な坂道を上る為余裕をみた方が良い。入館料は1000円で事前予約が必要である。撮影は可能であるがホームページにはSNSにのせる事は不可な事が明記されている。荷物をロッカーに預け撮影可能なのでスマフォは手に持つ様に促される。受付で見学料を払い、映像画面の前で待つ。予約時間になり10分程度の映像を見学の後ガイドスタッフの案内で見学となる。1時間30分の見学であるが建築物が好きな方なら満足出来る場所である。晴れているならば庭園から初島や伊豆大島が正面に観ることが出来、左手には遠く房総半島も観えるとの事である。
地下のお部屋から見る海がとても素敵でした。内装は贅を尽くしたのだろうなと感じます。1時間半、たっぷり時間を取りご説明していただきました。優雅な時間を過ごさせていただきました。
予約見学のみです。二人の建築家の合作です。丁寧な解説があり、堪能出来ます。いろいろとツッコミどころのある建築で、楽しい。
建築に縁のない自分達でも聴き惚れるほどの熱い解説とその建築物を目にする事ができ、大変に充実した時を過ごせました。ありがとうございました。
価値のある物はしっかりと残していって欲しいと思いました。建物自体は昭和に建てられたものなので、格別古く歴史の重みを感じるものではありませんが、お部屋の作りがとても面白かったです。なんと言っても地下室のデザイン性には惚れ惚れします。色の使い方や線の使い方がとても素敵です。角度によって見え方が変化する工夫も施されており、とても面白いです。個人的に竹を使った建物が好きなので、とてもテンションが上がりました。お部屋自体はそこまで広くはありませんが、初めにビデオを10分ほど見てからガイドさんと一緒に見学が始まります。だいたい90分ほどで全て見終わります。個人的には見学料が高めに感じました。修繕費や人件費を考えたら仕方がないと言えば仕方がないのですが…。ただ、建物がお好きな方は見る価値はあると思います。あとは、ガイドさんの腕前次第でお話の内容も変わってくるのかな?といった印象です。貴重なものなので、見学者には手袋をさせるなどしても良いかもしれないと思いました。
名前 |
旧日向家熱海別邸 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0557-86-6232 |
住所 |
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HP |
http://www.city.atami.lg.jp/shisetsu/bunka/1002036/1002047.html |
評価 |
4.2 |
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国の重要文化財(2006年)設計:ブルーノ・タウト竣工:1936年木造2階建ての母屋の前庭に、擁壁を兼ねたRC造の人工地盤が設けられ、その地下部分につくられた細長い空間。竹をふんだんに用いた社交室、家具化された階段とギャラリ−をもつ洋間、そして日本間の3室からなり、材料や納まり、開口部の処理に細心の注意が払われている。ドイツ人建築家が「新日本的なるもの」の表現を試みた貴重な事例。