此隅山城を訪れ中世の息吹。
此隅山城跡の特徴
此隅山城跡は中世城郭であり、山名氏の本拠地です。
豊岡市立いずし古代学習館から簡単にアクセスできます。
登山口には獣避けフェンスがあり、登山に最適な環境です。
地味で知名度も低いが、保存状態は良い。所要時間も30分以内で、一部岩場があるものの、それほどの難所はない。ここも有子山城同様に地元保存会の草刈り整備があり、山頂からの展望は確保されている。
いずし古代学習館の後ろから登城します。途中、急登ありますがロープがあります。20分ちょっとで主郭に着きます。見晴らしは良いです。御城印は出石観光案内所で購入しました。
山名氏の本拠となっていた中世城郭です。さすがに規模の大きい城跡で、遺構もよく残っています。出石神社の北に行き、東から登るルートと、いずし古代学習館の裏、北から登るルートの2つがあり、草木が伸びてやや道がわかりにくくなってしまっているところもあります。どちらかと言うといずし古代学習館からの山道の方が状態が良いので、登るならいずし古代学習館からのほうが良いでしょう。
豊岡市立いずし古代学習館の無料駐車場から南東に向けて建物と建物の間を進んで行くと獣避けフェンスがありそこが登山口となっています。そこからはロープ付きの緩やかな登りが続きます。約15分程で山頂迄行けました。最後の方少しの区間だけ登りが激しかったです。山頂からの景観は曲がりくねった円山川や街並みを見渡すことができてなかなかの景観でした。下りは細かな砂じゃり質でかなり滑るので注意が必要ですが備え付けのロープを掴みながらすすむと安全に下る事ができます。出石観光案内所で期間限定3000枚の此隅山城跡御城印を¥500で購入する事ができました。(2022/05/06)
いずし古代学習館で城跡のパンフレットが頂けます。登城口は20年8月時では、学習館の奥からしか無いようです。史跡指定されてますが尾根沿いを直登する感じで、急坂な所もあり低山とはいえ堪えます。堀切と畝堀が見所の1つです。主郭部より先も急坂で廻るのは断念しました。
国指定史跡此隅山城跡但馬守護山名氏が築城した中世山城で、但馬一宮出石神社の北に位置し、高さ141m東西1200m南北750mの城域をもつ。室町時代に全国66カ国中11カ国の守護職を占め「六分の一殿」と称されるほどの強大な勢力を誇った名門山名氏の居城にふさわしい大城郭であった。応仁の乱の西軍総大将山名宗全のもと此隅城下に2万6000余騎が集結し京の都へと攻め登ったという。現在の此隅山城は国指定史跡であるものの登山道の整備はされておらず、悪路が続きます。急斜面もあるのでご注意ください。最寄りは「いずし古代学習館」で駐車場があります。登城口は学習館の裏にあり、およそ20分程度で主郭へ辿り着きます。#兵庫県 #豊岡市 #出石 #此隅山城#お城 #城郭 #城巡り。
豊岡市立いずし古代学習館の左奥に登山口があります。(入口のフェンスにクマ注意の看板あり。)あまり登山者が居ないのか登山道がハッキリせず少し分かり難いですが、所々にルート標識が設置されていたりロープが張ってあるので、道に迷うことは無いと思います。約20分弱で頂上の主郭跡に着き、そこからのどかな出石町の田園風景が一望できます。
遊歩道という看板はあるが、遊歩道はない。道なき道を経て、頂上までたどり着きました。泥遊びしていた頃を思い出しました。
堀切などの解説板がある程度有り、初心者に分かりやすいと思う。見張らしは良い!
名前 |
此隅山城跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0796-52-4806 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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此隅山城は室町時代に11ヶ国を領有し六分の一殿と言われた山名氏の拠点であった。標高140m程度の此隅山に築かれた山城で比高は約130m程度である。山名氏城跡として有子山城とともに国の史跡に指定されている。縄張り図によると此隅山全体に広く展開されておりさすが山名氏の本拠という規模の大きさを持っている。いずし古代学習館に車をとめて、そこから上がるのが便利である。城域は広いが、整備されているのは部分的である。主郭含めて主郭までの登山道と主郭周辺、西郭群は整備されているが、それ以外は整備が及んでいないようである。主郭からの眺望は見渡せる範囲が広く良い。堀切、竪堀、切岸などの遺構も残るが、特にインパクトのある規模ではない。特筆すべきは道中の土が砂っぽいため非常に滑りやすいことである。特に下りは要注意である。斜度がキツイところはロープが張られているので助かる。軍手があった方が良いかもしれない。山名氏の拠点としては正直あまりインパクトのない城であった。此隅山城は但馬侵攻時に秀吉によって落城に追い込まれたため居城を有子山城に移した。此隅山城はその後、廃城となった。