武甕槌命の神社で、参道の心地。
御祭神は武甕槌命。拝殿に掲げられた由緒沿革によれば,「大同二年(紀元八〇七年)二月八日当地の城主国井政広の鎮守として創建 正八幡宮と尊称 誉田別命(応神天皇)を祀る。国井氏亡びてから佐竹氏の族戸村義弘が敬仰し鎮守とした。依って国井戸村両郷の鎮守となる。例祭には、戸村十太夫の家より神弓二張・鑓十柄・鉄砲二挺を奉る例があったが、佐竹氏秋田へ国替で止む。その後八幡・春日・鹿嶋・熊野を合祀、四社明神と尊称、元禄中改めて鹿嶋とした。明治六年四月一日付村社に列格、同四十年三月八日勅令第一〇六号により供進指定 神饌料幣帛料年々下賜 昭和二十七年九月二十八日宗教法人設立」とあります。南西方向,県道102号線からアクセスしたのですが,バイクでさえやばそうな狭い急坂を上って,なんとか社殿脇に到着しました。その瞬間,感歎の念に満たされる・・・滅多になき優れた御神域です。横入りしてしまったので,表参道から入り直そうと拝殿から真っ直ぐ進み石段を下りて,そこに崩れかけた廃屋があり,まだまだ草の道が遙か続くようです。時間があればどこまでも行ってみたかったのですが,冒険心をぐっとこらえ,次の目的地に向かったのでした。ちなみに,神社の北東はすぐ工業団地で,整備されて池まである「中谷原西公園」まで数分・・・こっちから来れば良かったのですね。Googleマップにしばらく前まであったのですが,先日多くの神社が削除され「不明なお店」になっていたため,思い出しながら少しずつ復活中です。
名前 |
鹿嶋神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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神社の西側からの参道は、階段が傷んでいたので注意が必要です。中谷原西公園から参拝するほうが楽です。