遊行柳の特徴
松尾芭蕉ゆかりの地で、歴史を感じる句碑があります。
遊行上人伝説が息づく、静寂な環境で心休まるスポットです。
巨木のイチョウと柳が調和し、癒しのひとときを提供しています。
片側に、松尾芭蕉 田一枚植ゑて立ち去る柳かな 与謝蕪村 柳散清水涸石處處 の句碑 反対側に、西行 道の辺に清水流るる柳蔭 しばしとてこそ立ち止まりつれ の歌碑がある。遊行十四世大空上人が当地巡化の折、朽木の柳の精が女性になって現れ、救いを求めたので、成仏させた。室町期の文明三年(1471)、遊行十九世尊皓上人が当地巡化の折、柳の精が老翁となって現れ、十念と念仏札を授けて成仏させた(観世信光作 謡曲「遊行柳」の基になる)。歌枕の地である。蒲生氏郷 今はまた流れは同じ柳蔭 ゆき違いなば道しるべせよ専称寺の大黒さんの話では、遊行上人が毎年、今でも、いらっしゃっているとのことでした。
遊行柳も良いのですが、その奥のイチョウの巨木も見事です。
田んぼと山以外にはな~にもない。柳がポツンと立っているだけ。西行法師と芭蕉がここに来て俳句を詠んだのははるか数百年前。何にも無いところなのに何故か何度も行きたくなる不思議な場所。ゆっくりとじっくりと自分を見つめようか。そして、また来た。
遊行上人がこの地で柳の精を成仏させたと伝えられる。松尾芭蕉の奥の細道に記述があることで一気に知られるようになったとか。西行、蕪村の句碑もあり、この辺りでは歴史に深いスポットの一つとして、訪れる人も多いそうです。PROJECT 9b のスポットの一つでもありますので、スマートフォンをQRコードにかざして見られる動画からキャラクターの説明により歴史を学ぶのも楽しいです。
かなりマイナーな場所です。写真は2月頃のものになります。ナビだと直で柳の前までになりますが、駐車場は少し離れたところにあります。広い駐車場と物産館があります。気になる方寄ってみても良いかも。桜の時期は混むのかな?ここには、ゆうげんがいます。
奥の細道 芭蕉由来の地です。
芭蕉の句碑があり、柳が2本左右に有ります❗️確かに古いのが、わかりました。けど😦ビックリしたのは‼️その奥にお堂がありますが、ソコには420年の銀杏の大きいのとコブが垂れ下がっていて、又、二本の対になって左右に欅が天をついてたっていました。🤩歴史を感じました✌️😊。
芭蕉と曽良が〔遊行柳〕を訪れたのは元禄2年(1689)4月20日のことで、「奥の細道」本文には「又、清水流るゝの柳は蘆野の里にありて、田の畔に残る。・・・」と記されている。以下、歌碑・句碑を紹介すると、・ 西行歌碑 道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ「奥の細道」に引用されている西行の歌の碑。・芭蕉句碑 田一枚うえてたち去る柳かな 芭蕉遊行柳での作で、「奥の細道」本文にも収録されている句。碑は寛政11年(1799)建立。・蕪村句碑 柳散 清水涸 石処々(柳散り清水枯れ石ところどころ) 蕪村句は寛延3年(1743)の作といわれる。(再投稿)
Google Mapのナビで行くと、目的地の背面から田んぼのあぜ道を進めということになるので注意。294号線から近くに停めて徒歩にて近づく。周りは田んぼ、稲がたわわに実り美しい。ただこの柳が芭蕉の頃のオリジナルではないだろうと近隣から見学にきたおじさんが言っていた。遊行(ゆぎょう)柳の奥に寂れた湯泉神社があり、そこに樹齢420年、那須町天然記念物のいちょうの木がある。高さ35M、幹回り610CMとある。これは一見の価値があるので忘れずにみておきたい。
名前 |
遊行柳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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古くからの観光名所。おくのほそ道でも松尾芭蕉が地元の郡役人にかねてから「この柳見せばや」と勧められていたということで見に来ている。今日では周辺に田んぼしかないが、かつては賑わっていたのかな。ちなみに、ちゃんと柳の巨木はあるし、石碑はいっぱいあるし、柳の奥の神社は、となりのトトロのお社みたいだし、わざわざ訪問する価値アリです。