名前 |
飛龍伝承地 金沼 八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
歴史↓八幡神社は1648年以前にはあったとされる。(現在地に移ったのは1809年に深川集落より移転。)御祭神は↓①譽田別命(ほんだわけのみこと)→應神天皇のこと。②金沼大神(飛龍のこと)☆五穀豊穣・家内安全。金沼大神↓昔、この地は、最上川の変動により、湿地帯と大小の沼が点在(その中に金沼。)この沼には一頭の悪龍が棲み。龍は、村が実りの秋を迎える頃になると、若い娘を一人、生贄として求めた。これを怠ると、村中の田畑が一夜で荒され収穫できなかった。その為、村人は泣く泣く生贄の娘を、毎年捧げ続けた。結果村からは娘の姿が消え果て、残るは村の庄屋の娘唯一人となった。娘は年も18の信心深い美しい娘だった。その朝、娘は村人たちの歎きの声に送られて、悪龍の棲むこの地に向かった。娘は村のためと覚悟を定め、白衣を身に着け、日頃信心の観音経を手にし、経文を口ずさみながら一人座り待った。やがて沼の面には黒雲が漂い、凄まじい雷鳴と共に水煙が立ち上がり、悪龍が姿を現した。その角は金色に輝き、カッと開いた口からは真っ赤な炎を吐き襲いかかった。しかし、娘の持っていた観音経により悪龍の角、爪、牙はバラバラと砕けやがて金峯山の方へ飛んで行き改心し神となった。余目の夏宵祭では、この飛龍伝承をモチーフに作り上げたオリジナルの「飛龍囃子」にあわせ、景気のいい掛け声とともに個性豊かな衣装をまとった踊り手が、華麗な演舞を披露する真夏の夜の競演です。庄内飛龍會による飛龍の駆け抜けも会場を盛り上げます。