美しきべっ甲工芸、100円で体験。
長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)の特徴
100円でべっ甲細工の美しさを体験できるユニークな博物館です。
歴史的建造物旧長崎税関下り松派出所に位置する貴重な文化スポットです。
館内には高価なディスプレイもあり、べっ甲に関する知識が深まります。
タイマイがワシントン条約に掲載されて、べっ甲産業へ影響があって...というようなことは子供の頃の記憶にはあったものの、なんでカメで工芸してるんだろうと何となく思った。で、こちらの資料で水と熱で加工ができるという、人間に都合のよい特性があると知り合点しました(といっても高度な技術は必要)。しかも甲羅の部位によって模様や特性が様々と。勉強になりました。
入場料たったの100円で、いまや貴重品となりつつあるべっ甲の美しい工芸品を見ることができます。長崎ならではの施設でもありますから、立ち寄りをお勧めします。
大浦天主堂から少し離れた場所ですが、良い隠れスポットです。(歩いて行けます)数少ない、べっ甲が多く展示されており、じっくり観れ楽しめました。質問等をしたところ、詳しく解説を頂き、べっ甲に対する見方が変わりました。
旧長崎税関下り松派出所は、明治31年(1898)に建設。建物は小規模だが、明治時代の税関施設であり、歴史的な価値だけでなく海岸通りの景観形成にも重要な役割を担っている。平成2年(1990)3月に国の重要文化財に指定。平成14年(2002)4月10日から「長崎市べっ甲工芸館」としてオープン。300年以上の歴史があるといわれる「長崎べっ甲」の歴史と、伝統に培われたべっ甲細工の技術と技能を保存するため、(社)日本べっ甲協会より全国各地から集められた貴重なべっ甲作品約300点を寄贈受け展示するとともに、動画上映も行っている。併せて、当時の税関に関する資料等も展示している。
現在、コロナまん延防止措置で休館中です!
長崎駅から国道を南へ進んだところにあり、大浦天主堂やグラバー園に近い麓にあります。行った日は長崎では珍しく積雪のみられる日でした。他の文化施設は臨時休館するところも少なからずあった中で、ここは開館していたので入ってみました。長崎の伝統工芸ということですが、長崎と聞いてべっ甲を思い浮かべる人はそんなに多くなさそうなイメージで、実際自分も知りませんでした。しかし中はべっ甲でできた工芸品がいろいろ展示されていて、見応えありました。規模はそれほど大きくはありませんが、値段もその分安いしそんなに時間とられる場所でもないので、観光ついでにちょっと寄ってみるにはいいと思いました。
勉強になりました。
長崎市民が9月まで無料だったので初訪問。知らなかったべっこうについて、また豪華なべっこうを見て感動しました。入場料も高くないので日本文化、伝統工芸品の美しさにぜひ触れてみて下さい。展示品、写真撮影は禁止です。
長崎港は鎖国時代にも我が国唯一の外国との窓口として開かれていたが、開国後も貿易港として重要な位置を占め、税関が置かれた。この派出所の建物は明治31年(1898)に新築された。庁舎は、正面を海に向けて建つ煉瓦造り、平屋建の建物で、正面両端に三角破風(はふ)を見せた端正な意匠になっている。内部は検査場・倉庫・事務所等から成る。建物の後方には便所があって渡り廊下でつながり、敷地は煉瓦塀で囲まれている。小規模であるが、よくまとまった建物で、附属の便所、敷地を囲む煉瓦塀等、明治時代の税関施設の状況をよく伝えており、資料的価値が高いだけでなく、海岸通りの景観上も重要な役割を持つ。長崎市HPより。
名前 |
長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所) |
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ジャンル |
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電話番号 |
095-827-4331 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
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この施設に展示されているべっ甲細工の素晴らしい品々を100円で見れるなんて‼️長崎市は、もっとこの施設を宣伝しなきゃぁダメです。