神島大明神に導かれる御利益。
旧村社の格式があった笛吹集落の産土神神社で、神島大明神を主祭神とし、志自岐大明神(十城分王子)、八幡宮(應仁天皇)、若宮大明神(仁徳天皇)、妙見宮(国常立尊)、天神(菅原道真)の6神を祀る。創建年代は不明だが、文明18年(1486)以前に小祠があったと伝える。寛文元年(1661)に小値賀捕鯨の初期を担った小田氏の要請を受けて、壱岐から吉野氏が小値賀島に来島し初代の神官職を務めており、この頃から小田氏の財政的支援によって徐々に神社としての体裁を整えていったものと推測される。秋の大祭は今日小値賀諸島最大の祭りで、初日の御下り3日目の御上りには神輿行列が、中日には宵の祭りが行われる。中日には夜店が出て賑うが、特に三日目の御上りには、神輿と笛吹集落の各地区からの踊り組が行列をなして、小値賀諸島全域からの見物客が集まり大変な賑わいを見せる。なお、この神輿行列は宝永2年(1706)に平戸藩主の許可で始まり、神輿は小田氏の寄進で、現存する。<参考>小値賀諸島の文化的景観保存調査報告書。
名前 |
六社神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0959-56-2123 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
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とても素敵な神社です。