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名前 |
松任安楽庵 |
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ジャンル |
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電話番号 |
076-273-4280 |
住所 |
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評価 |
3.0 |
松任安楽庵は、東京松任会の顧問である福田彰氏(旧松任市徳光町出身)より、東京紀尾井町の料亭福田家の改築工事に伴い、本市に寄贈を受け、松任総合運動公園に平成7年3月移築完成したものです。この茶室は、江戸後期から明治初期に京都南禅寺畔に建てられたものと言われており、昭和24年頃に籔内流の関西茶道会の重鎮として活躍していた野村徳七氏(野村證券創始者)が所有していたものを福田家先代の福田マチ氏が譲り受け、東京紀尾井町に移築されたと伝えられるものです。昭和20年代の料亭福田家の常連客には、湯川秀樹、高村光太郎、暁烏敏、川端康成、千宗室、林屋亀次郎、北大路魯山人等の著名人が名を連ねており、毎年初釜等にこの安楽庵が使われていました。安楽庵の建築様式は、三畳台目で京都の代表的な茶室の特色が随所に見られます。三畳の客座のうち床前二畳、点前座には天井が張られ、下座は化粧屋根裏でそこには突上窓があります。床框は黒塗り、点前座の吊り棚は上棚の長い雲雀棚の形式で、勝手付に色紙窓が開けられています。毎年4月〜11月には「安楽庵ふれあい茶会」を開催しています。茶席料は700円です。お気軽にご参加ください。→開催日程はこちら●利用案内観覧、ご利用の際は事前に白山市文化協会へお問い合わせください。使用料 410円/時間。