迫力の紅い岸壁と噴火口。
赤ダキ断崖の特徴
新上五島の五島層群に形成された圧倒的な景観で感動します。
夕陽に染まる紅い岸壁は特に美しく、訪れる価値があります。
新上五島観光の景勝地のひとつ。白草公園から見ていましたが、近くまで行ってみたく山を下りました。玄武岩質の噴火丘とあり火口は北西に開いているそうです。火砕屑物の見事な断面を現しています。県天然記念物に指定。(20241111)
五島は「五島層群」と呼ばれる2200~1700万年前に形成された堆積岩と、その上に噴出した溶岩台地で形成されました。そして約1万年前の最終氷期が終了すると海水面は上昇します。その時海岸線近くに存在した火山は、上昇した海水面によって一部が削られました。つまり海食です。ここ赤ダキ断崖は、曽根火山(現在の番嶽と小番嶽)が海食を受けた場所なのです。海岸からは急角度に削り落とされた山肌が赤く見えます。ところで五島列島は総島嶼数が129で、うち有人島は18と結構な島を擁しています。同じく長崎県の対馬は総島嶼数が108で、6つの有人島を持ちます。調べてみると、一番多くの島嶼を持つ県はやはり長崎県で、その総数は1,479です。3番目は鹿児島県の1,256です。意外なのは北海道が第2位で、1,473の島嶼を持つというのです。北海道の島は、利尻・礼文・天売・焼尻・奥尻の5つと思っていましたから、これにはびっくりしました。でもこれは「北方四島」を含めた数のようです。でも終戦後に締結した「ポーツマス条約」上では、依然北方四島は日本が主権を有する土地なのですからね。それにしても「あの」提示は受けるべきだったんじゃないでしょうか。
長い年月をかけて大自然がつくりだした景観は、見る人を圧倒します標高443メートルの番嶽と322メートルの小番嶽の鞍部に玄武岩質の噴火丘があり、火山の地形でホマーテ(臼状火山)に属し、火口は北西に開いています。この南側が海蝕で著しく削り取られたところが赤ダキ断崖でよく成層した火砕屑物の見事な断面を現しています。地表にも広く分布している赤色のスコリアと山の緑、海の青とのコントラストは自然景観としても素晴らしいものがあります。県天然記念物にも指定されています。
西側の海岸線まで下り、小さな漁港側から見学しました。
県道沿いの白草公園駐車場の辺りから見るとよく見えます。地層がバームクーヘンみたいになってます。ちなみに、ダキはこの辺の方言で海蝕崖を意味するそうです。
断層が面白いです。下からよく見える場所は、ただの漁港です。
想像以上に紅い岸壁でした。
遠くから眺めるとなかなか迫力がある。崖崩れの跡みたい。
多くの地元の方がウニや、にいなをたくさんゲットしていた。まだ少し早いみたいでウニは小さめ…自宅で食べるとのことで羨ましい限りです。臼杵市は岩場でウニをとりますが、ここでは石をはぐるだけでウニがいるそうで、そこココにウニがいました。一番驚いたのはにいなの大きさ!大きすぎてカナヅチなどで割って食べるそうです。食べてみたかったなぁ😔いしぶたはいないそうです。
名前 |
赤ダキ断崖 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0959-53-1111 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.7 |
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詳細は他の方がコメントされているので控えます。新魚の目ランドで泊まりでしたので散歩がてら観に来ました。確かに赤いですね。