琳派と若冲、京都の魅力。
細見美術館の特徴
地上から地下へと分かれたユニークなフロア構成の美術館です。
琳派や若冲の魅力を存分に楽しめる展示が多数あります。
面白い造りの美術館で、訪れるたびに新たな発見があります。
いつも興味深い展示をされていて他の美術館とは少し違う個性を感じます。外階段の上り下りがありますが、そこも気に入ってます。いつ行っても落ち着いていて見やすいですし、これからも楽しみです。
細見美術館(ほそみびじゅつかん)は、京都市左京区岡崎にある日本の古美術を中心とした私立美術館です。公益財団法人細見美術財団が運営しています。大阪の実業家、故 細見良(初代 古香庵)にはじまる細見家三代の蒐集をもとに、平成6年、文部省(当時)の認可により財団法人細見美術財団が設立され、平成10年3月、細見美術館が開館しました。平成24年4月、内閣府により公益財団法人への移行が承認され、現在は公益財団法人 細見美術財団となりました。細見美術館が収蔵する約1000点に及ぶ日本美術コレクションは、日本の美術工芸のほとんどすべての分野・時代を網羅するもので、なかでも平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町水墨、根来や茶の湯釜、桃山の茶陶や七宝工芸、そして琳派や若冲など江戸時代の絵画に優品が多く、いずれの分野でも内外屈指のコレクションとして知られ、重要文化財指定物件、重要美術品認定物件を多数含むでいます。細見美術館の、京都の町家のモチーフをとりいれた現代建築の建物は、大江匡(おおえただす)設計。地下2階から地上3階まで吹き抜けとなった中庭、カフェ・レストラン、屋上庭園、茶室などが憩いの空間を形成しています。美術館では、年間にわたり数回の企画展を開催するほか、セミナーやレクチャーなどにより伝統文化の普及を行っています。常設展は設けず、折々のテーマで企画展を開催しています。(出典:美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ)The Hosomi Museum of Art is a private museum located in Okazaki, Sakyo Ward, Kyoto City, focusing on ancient Japanese art. It is operated by the Hosomi Art Foundation, a public interest incorporated foundation.The Hosomi Art Foundation was established in 1994 with the approval of the Ministry of Education (at the time) based on the collection of three generations of the Hosomi family, beginning with the late Hosomi Ryo (the first Kokoan), an Osaka businessman, and the Hosomi Museum of Art opened in March 1998. In April 2012, the Cabinet Office approved the transition to a public interest incorporated foundation, and the museum is now known as the Hosomi Art Foundation, a public interest incorporated foundation.The Hosomi Museum of Art's collection of Japanese art, which totals approximately 1,000 pieces, covers almost all fields and periods of Japanese art and crafts, with many excellent pieces including Buddhist and Shinto art from the Heian and Kamakura periods, Muromachi ink paintings, Negoro and tea kettles, Momoyama tea ceramics and cloisonné art, and Edo period paintings by Rinpa and Jakuchu. The collection is known both domestically and internationally as one of the finest in each field, and includes many pieces designated as Important Cultural Properties and Certified Important Fine Arts.The Hosomi Museum of Art's modern building, which incorporates the motif of a Kyoto townhouse, was designed by Oe Tadashi. The courtyard, which has an atrium that stretches from the second basement floor to the third floor, as well as a cafe and restaurant, a rooftop garden, and a tea room create a relaxing space.The museum holds several special exhibitions throughout the year, and also promotes traditional culture through seminars and lectures. There is no permanent exhibition, but instead special exhibitions are held on various themes. (Source: Art Agenda, an art museum and exhibition information site)
何度か訪れています。今回は2024.5に澤乃井 櫛 かんざし美術館展へ。東京にこの美術館があり行ってみたいと思っていましたが、郊外であまりにも遠く訪問は難しいな、と思っていたら細見美術館さんで展示をしてくれてうれしい!もう、ものすごい数のかんざしです。こんな量、見たことない。量もすごいけど、質もすごい。どれも美しくて、時間がたつのを忘れてしまいます。さまざまな階級の人が使っていた、職人の技術の光る作品がたくさんあります。実際に使っていた人がいるのだと思うと感慨深い。途中、日本髪の結い方のビデオがありました。日本髪の結い方なんて知らなかったから興味深く見入ってしまいました。ヘアゴムもヘアピンもなしにあんなに上手に結っていたなんて、今考えるとすごいですね。この展示を見てから時代劇のドラマを見ていると、「あ、武家だからあのかんざしを付けているのね~」なんて、ちょっと分かって面白いです。こちらのミュージアムショップは、つい買いたくなる京都らしい素敵なもの、センスの良いものがあるので、いつも何か買ってしまいます。だいぶ古くなったけど、毎回素敵な展示をしてくれる変わらず好きな美術館です。
ここも京都で行きたかった美術館のひとつ。少し前に東京のパナソニック汐留美術館で、細見美術館所蔵の琳派作品をたっぷりと観たけど。
琳派に強い美術館で、琳派好きにはたまりません。もちろん琳派だけではなく、他のジャンルも展示しますが、マニア向けが多いです。小さな美術館ですが内容は濃く、ショップも充実していています。
琳派☓初音ミク、という展示を見るのに訪問。車ならすぐ近くの岡崎公園の地下駐車場がオススメ。阪急電車なら河原町駅から岡崎ループというコミュニティバスに乗ったほうが分かりやすいかな。(みやこメッセに着くので歩いてすぐ)建物自体も芸術品というか凝った造りで、建物に出たり入ったり。なんでここで琳派☓初音ミクを開催したのかな?と思っていたら、元になったオリジナルの掛軸などを所蔵しているからなんですね。お陰でオリジナルとアレンジ(ミクさん、ブラックジャック、リボンの騎士、リラックマなどを描いたもの)と見比べることができ、しかも写真撮影も出来て大満足でした。
江戸時代の日本画家と手塚治虫さんらとの融合を観賞しました。平安神宮近くの細見美術館は、コンパクトにまとまった綺麗な空間でした。ビデオでもわかりやすく解説されていました。
素晴らしいコレクション2022年8月に再訪。「美しき色、いにしへの裂」展を観ました。染司よしおか、ぎをん齋藤の素晴らしい仕事とコレクションを堪能できます。そして日本のもう豊かな色彩を改めて勉強させてもらいました。
21年11月20日に訪れました。「虫めずる日本の美」養老孟司×細見コレクション21年10月29日~22年1月23日拝観料 1300円養老孟司が細見コレクションから選んだ、虫を表した絵画・工芸作品約60点が紹介されています。展示方法や、説明文に昆虫に対する愛情が溢れていて、こちらも昆虫に対して愛情を持ちました。今まで襖絵や掛け軸などで昆虫が描かれていても、植物にそえられた脇役としてしかみていませんでした。しかし、昆虫がいるからこそ、植物も生き生きと見えることに気づきました。3階の茶室「古香庵」にも作品が展示してあり、撮影出来ました。また面白い企画があったらぜひ行ってみたいと思っています。
名前 |
細見美術館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-752-5555 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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フロアが地上から地下へ分かれており、都度、階段で移動しました。こじんまりしたフロアなので人が多いと圧迫感があります。今回訪れた『美しい春画』は18禁、カメラ撮影不可でした。貴重な作品を間近で観られて良かったです。巡回なしだそうです。後期に、あの!蛸が!!また来ようかと検討中です。