一休禅師の静寂、真珠庵。
真珠庵の特徴
一休禅師が開祖の歴史ある塔頭で、静かな佇まいが魅力です。
特別公開も行われる非公開の名刹、古刹の手入れが行き届いています。
大徳寺の境内に位置し、千利休とも関わりの深い場所です。
お抹茶とお菓子自家製の納豆を初めて頂きました 静かな佇まいにいつまでも心癒されて帰るのが寂しかったほどです。
21年10月14日に訪れました。2014年から修復に入っていた曽我蛇足・長谷川等伯筆の方丈襖絵完成記念公開に行ってきました。山門をくぐると庭園を含めて写真撮影は禁止でした。ガイドの方が一緒についてまわって、襖絵や庭園の説明をしてくださいました。御朱印帳と御朱印をいただきました。新作の一休和尚の御朱印帳を選びました。中に描かれている絵はいろいろあって一休和尚とコロナの絵を選びました。縁側に黒い豆が干してあり、『真珠庵』自家製の大徳寺納豆でした。この納豆は販売していて、試食をさせていただきました。大徳寺納豆を食べたのははじめてでしたが、発酵食品独特の酸っぱいようなクセがあり、とても塩辛かったです。庭園も襖絵もじっくり拝観することが出来ました。
2020.11.16秋の特別公開で行ってきました。人数を決めてグループでガイドの方から説明を受けながらは見学でした。百鬼夜行の絵巻物も色鮮やかで素晴らしかったですが、新しい襖はテレビの番組で作成を見ていたのでとても良かったです。間近で見ると重ね塗りした厚みなども見れて素晴らしいものでした❗️
隅々まで丁寧にお手入れされた古刹に緊張する思いです。
以前に何時も良くしてくださるハイヤーの運転手さんの紹介で真珠庵を訪問しました。 大徳寺でも1番奥の真珠庵。近づく毎に緊張します。約束の時間に訪れると、ご住職自ら出迎えて頂きました。最初に案内して頂いたのは、一休禅師の仏間。正しく、教科書等で目にする一休宗純の御影を拝見。間近で観れる事に感激です。次に長谷川等伯の襖絵が目の前に現れます。勿論、照明を当てている訳ではありませんので、庇の深い寺院建築の仄暗い畳の上での鑑賞は格別です。ご住職のお話も、とても親切に丁寧。笑いを交えながら会話が弾みました。お庭は露地風な造形で、詫び寂びの枯山水が素朴な趣です。そして、二畳台目の茶室を案内して頂いた事に感激!わずかな自然光とあまりにも小ぢんまりとした茶室の中でタイムスリップ。ご住職と暫く、無言でお付き合いいただきました。ご住職のお話は大変興味深く、気さくな御人柄にすっかり時の流れを忘れてしまい、1時間30分は過ぎていきました。最後には貴重な時代物の黒茶碗で薄茶を頂戴しました。流石、お茶の大徳寺。真珠庵の貴重な品々を案内して頂いた事は財産になりました。ご住職にはわざわざ貴重なお時間を割いて下さり感謝申し上げます。
非公開だが偶に特別拝観あり。あの一休さんの一休宗純が開祖の塔頭。例によって応仁の乱で焼けて再興。建物、絵画等に幾つか重文があるが、心を惹かれたのは、七五三の庭という史跡・名勝の庭園。2m×20mに満たない非常に小さい庭だが、岩と苔が絶妙に配置され他の有名な禅寺庭園とは違う趣がある。見る人が見れば金森宗和好みの茶室もいい仕事に見えるかも。あとは土佐光起や狩野元信の襖絵もなかなか。大徳寺の他の塔頭は大体行った中、個人的に残る砦だったが、45分2000円という、超強気の値付けの拝観で行った。ただ微妙な出来の現代アート作家の襖絵なぞも均等に解説があり、見せ方には結構ウンザリした。維持するのにも金が掛かるのは分かるが、庭だけ500円、とは言わないまでも800円ぐらいで見せてもらえば五つ星。
ふだんは非公開。百鬼夜行の巻き物が有名ですが、襖絵もかなり変わっています。というのも、現代作家、しかも漫画家の方の手による作品などもあるのです。正直どうかと思う気もするのですが、一休和尚はきっと笑っていらっしゃるような気もします。
真珠庵(しんじゅあん)大徳寺の塔頭(たっちゅう)で、永享(えいきょう)年間(1429~1441)、一休禅師(宗純そうじゅん)を開祖として創建されたが、応仁の乱で焼失し、延徳(えんとく)三年(1491)、堺の豪商尾和宗臨(おわ・そうりん)によって再興された。方丈は寛永十五年(1638)の建立で、内部の水墨画「山水図」「花鳥図」は室町時代の曽我蛇足の作、障壁画「商山四皓図(しょうざんしこうず)」、「蜆子猪頭図(けんすちょとうず)」は桃山時代の長谷川等伯(とうはく)の作といわれている。また、書院の通僊院(つうせんいん)は、正親町(おおぎまち)天皇の女御(にょうご)の化粧殿(けわいどの)を移築したものといわれ、金森宗和(かなもり・そうわ)好みの茶室、庭玉軒(ていぎょくけん)が付属する。庭園(国の史跡及び名勝)は方丈の東庭、南庭及び通僊院庭園があり、東庭は室町時代の作とされ、石組みの配列から「七五三の庭」と呼ばれている。寺宝として、国宝の大燈国師(だいとうこくし)墨蹟(ぼくせき)をはじめ、紙本(しほん)著色(ちゃくしょく)苦行釈迦像(くぎょうしゃかぞう)、墨渓(ぼっけい)筆の紙本(しほん)墨画(ぼくが)達磨像(だるまぞう)など、多数の重要文化財を蔵している。また、境内には、茶道の祖、村田珠光(しゅこう)の墓がある。
千利休も臨済宗 大徳寺派に参禅していた。千利休の茶の師匠で、村田じゆ光が参禅した禅の師匠一休さんのお寺。ファイナルファンタジーや、エヴァンゲリオンの作家の襖絵があるが、侮るなかれ。実物を見ると、憑依か、作者の絵に一休和尚のパワーを感じる!福井に昔、日本最高峰の和紙をすく匠がいた。名を山口和夫さんと言う。厳寒の2月でも山の水を使って丁寧にチリをとり漂白剤を使わないで凄い和紙をすく。神の瞳を持つ。まだご存命なのに、紙がすけないのは辛かろう。奥様が営業担当だつた。和紙の為に生まれたようなご夫婦であった。人間国宝の岩野いちべいさんをも凌駕する素晴らしい和紙。子供たちに残してあげたい。もう一度、あの紙に出会いたい。じゆこう作の蹲居(つくばい)や、金森宗和流の茶室が趣ある。2020年は特別拝観あり、中で和尚さま直筆のごしゆいんや、Tシャツなど頂けるので、現金は多めに持って行こう!笑。
名前 |
真珠庵 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-492-4991 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
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京都市ある大徳寺の境内にある塔頭で、開祖は一休禅師。永享年間(1429-41)に創建されたが、応仁の乱で焼失、1491年(延徳3)墨斎和尚、堺の富商祖渓宗臨が再興。方丈(重文)に一休和尚の像(重文)を安置。襖絵「山水図」「花鳥図」は曽我蛇足の筆で、現存する襖絵では最古といわれる。庭園(史跡・名勝)や茶室庭玉軒(重文)がある。真珠庵の庭園は、生け垣を背景に小さな石が七五三の組み合わせで配置された枯山水。玄関の飛び石も七五三の配置。露地には室町時代の四角燈籠。正親町天皇皇后化粧殿を移建した通仙院(重文)。庫裏(重文)等、絵画、墨蹟等多くの重要文化財を保存している。大徳寺ができる前に、この辺りに紫式部が生まれ育った家があった場所です。「紫式部産湯の井戸」がのこっています。アクセスは、京都府京都市北区紫野大徳寺町52なあり、千本北大路を東へいくと、あります。北大路駅2出口から徒歩約15分鞍馬口駅2出口から徒歩約22分北山(京都府)駅3出口から徒歩約28分。