和歌山の文学館で体感、佐藤春夫の世界。
新宮市立 佐藤春夫記念館の特徴
和歌山県の数少ない文学館で、モダンな洋館が魅力です。
大林宣彦監督作品野ゆき山ゆき海辺ゆきにも登場する施設です。
佐藤春夫の生活感と感性を感じられる展示が興味深いです。
和歌山県には数少ない文学館です。何度か足を運んだのですが、佐藤春夫や谷崎潤一郎のややこしい人間関係を丁寧に調べ上げたマニアックな企画展が行われていて文学館としてのレベルはとても高く、そして建物も瀟洒で、とりわけサンルーフは一見の価値ありです。
恥ずかしながら作品に触れたことないなと思っていたのですが大林宣彦監督の「野ゆき山ゆき海辺ゆき」の冒頭に、この文章から始まる「少年の日」が使われてましたね。作家の住まい、今の感覚ではレトロモダンですがセンスの良い方だなと素敵なお宅拝啓気分でした。書斎は狭い方が落ち着くっていうのは作家でもないのですか判る気がします。
佐藤春夫のモダンな感性と生活感の両面を感じられて興味深い。谷崎に関する資料もあるので谷崎潤一郎ファンの方にもおすすめです。
1892年(明治25年)4月9日〜1964年(昭和39年)5月6日。近代日本の詩人・作家。1989年(平成元年)記念館として公開。1927年東京都文京区関口町にあった旧宅全体(建物本体だけでなくアーチ型の門や塀・石畳のアプローチ・庭・庭に植えられていたマロニエに至るまで)を忠実に復元。設計者は、西村伊作(春夫に影響を与えた)の弟、大石七分。西村伊作 1884年(明治17年)〜1963年(昭和38年)。叔父は、大石誠之助。日本の教育者・文化学院創設者・大正・昭和を代表する建築家・画家・陶芸家・詩人・生活文化研究家。
オススメします。
ずっと行きたかったこの地にようやく訪れることが出来ました。静かで雰囲気もよく、ずっと居座っていられるような良いところでした。
ずっと行きたかったこの地にようやく訪れることが出来ました。静かで雰囲気もよく、ずっと居座っていられるような良いところでした。
よくわからないまま入館したが、有名な作家らしいが自宅のモダンな造りに目がいった。わかりやすい文でどこか親しみを感じた。
名前 |
新宮市立 佐藤春夫記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0735-21-1755 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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良いアトモスフィアを感じさせる洋館です。