土田城を登って歴史探訪!
鳶ヶ城跡の特徴
和田山駅からのアクセスが良好で、糸井口で下車可能です。
土田城や遠見が城といった歴史的遺構が豊富に存在します。
丁寧に整備されており、見やすく登りやすい道が特徴です。
他にも、土田城(はんだじょう)、土田富栖城(はんだとびすじょう)、遠見が城(とおみがしろ、とおみがじょう)など、複数の名称があります。南北朝時代の築城と考えられ、戦国時代の城主は福富氏とのこと。戦国時代には、北にある高生田城の支城だったという言い伝えがあるそうで、その高生田城同様に、中心部の加工はかなり丁寧で、同じような防御技法も用いているため、その言い伝えにも納得がいきます。手持ちの資料を見ると、竹田城をも遥かに凌ぐ規模で遺構が尾根全体に広がっていて、主郭・頂上とされている部分は、この城のほんの一部に過ぎないことも分かります。何故これだけの規模で城が築城されたのか、その目的は何だったのか、現地の様子を見ても謎は深まるばかりで・・・。是非訪問して見るべき城としてお勧めしたいです。数年前に地元の方々がかなり力を入れて整備されたそうで、丁寧な案内板が各所にある等、初心者でも山城の構造を学びながら、主郭に到達できます。駐車場さえも確保してあることには、頭が下がります。(国道9号線・宮田交差点近く)。地元の大蔵小学校の児童も、行事で登城しているそうで、これは素晴らしい地域史学習だと思います。一方、城域がとてつもなく広く、傾斜もきついため、継続的な整備・維持管理は大変でしょう。2023年時点では、主郭周辺の切岸や竪堀は、下草の繁茂や土の崩落によって、遺構が分かりにくくなっている部分もありました。草・葉が減る冬季~春季の登城をお勧めします。また、山に慣れておらず、体力にも自信がなければ、全ての城域を見て回ることはしない方がよいでしょう。アップダウンも多くありますから。
遺構も残っており、丁寧に看板もあり、分かりやすくして下さっています。とても良い城跡でしたが、真夏の登城は、主郭下が薮や草に覆われて登山道が見えなく、、、 夏はオススメしません。2022.08.06
整備され登りやすく見やすい。
名前 |
鳶ヶ城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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和田山駅から養父駅方面のバス乗車して糸井口で下車。数台ですが近くに駐車場あり民家裏から登ります。随時案内板が設置されてるので迷うことなし堀切、竪堀、曲輪…見所たくさん!主郭背後の大堀切と竪堀は見事です今回は北城のみの探訪です。