小さな森に佇む、大規模神社。
熊野神社の特徴
承和年間以前からの歴史を持つ神社です。
無人の神社ながら岩美町の中では大規模です。
小さな森の中に佇む神社で独特の雰囲気です。
小さな森の中の無人の神社。昼間でも木々に日光が遮られ薄暗いです。トイレはありますが、簡易トイレ一つのみ。夏は蚊が多いので虫よけは必須です。
岩美町の中でも大規模な神社なのでしょう。境内に入ってから本殿までの雰囲気は趣がありました。ただ手水舎がちょっと…。
名前 |
熊野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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岩美町誌によれば、創立は承和年間(834年〜)より前という事で、当初は国常立命だけを祀って「若一王子権現」と称したそうです。豊臣秀吉が鳥取を攻略した後、巨濃郡(岩美町)を知行した、但馬山名氏重臣、垣屋氏が宝剣などを奉納して篤く崇敬したそうです。江戸時代に鳥取藩池田家の重臣、鵜殿家が浦富を知行するようになり、鵜殿家の出自である紀伊熊野宮の伊弉諾尊、伊弉冉尊、速玉男命、泉事詳男命の四神を祀る熊野神社を代々崇敬するようになったそうです。文化十年(1813年)に社殿を焼失したそうですが、鵜殿家が社殿を再建し、祭具、祭司料として田地七反歩、社領六石をつけたそうです。江戸時代後期に鳥取藩校に祀っていた武甕槌命を合祀して、明治時代に熊野宮、熊野神社と改称されたそうです。境内は中世から手付かずの原生林に覆われて、参詣しながら森林浴ができます。里山の尾根道が参道になっていて、なんとも清々しい境内です。