愛宕山上の歴史を感じる。
愛宕山上に鎮座。当地愛宕町の町名は此処より出づ。創建年次不詳。かつては愛宕権現とも称し勝軍地蔵を神体として祀っていたもののようである。「愛宕」は阿多古もしくは愛太子と表記されることもあり、愛太子が愛大子やがて大子という地名の発生に至ったという説もある。現在は十二所神社の末社となっているが、本宮愛宕神社とも称えられ、創建は十二所神社よりも古いのかもしれない。大正時代に十二所神社に合祀されたが愛宕町内で火災が頻発したため、元の現在地に再遷座申し上げたもののようである。水戸光圀公が此の地より祖父家康公の日光廟を遥拝しており、境内西側には「義公日光廟遥拝之地」碑がある。以来、寺社奉行が巡視の際は愛宕山に登り日光廟を遥拝するのを例としたようである。空気の澄んだ日には西方に日光の男体山が見える。
名前 |
愛宕神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

その歴史を知ることができるように案内板を設置するべきです。