中根金作が手掛けた回遊庭園。
室町の庭の特徴
昭和の小堀遠州と評価される美しい庭園です。
天才的な配石技術が光る中根金作の作品です。
池泉回遊式の庭で、訪れるたびに新たな発見があります。
昭和の小堀遠州と讃えられ、天才的な素早い配石の造園家、中根金作が手掛けた庭です。城南宮では「楽水苑」の「室町の庭」と「桃山の庭」が、昭和二十九~三十五年(1954~60年)の間に、造園家として氏が最初に手掛けた庭園で、その後「平安の庭」、「春の山」更に晩年の「城南離宮の庭」と、その生涯をかけて城南宮・神苑の作庭に携わりました。茶道、生花、能楽などの日本文化が大成された室町時代の様式でつくられた池泉回遊式庭園です。池の中央には不老長寿を象徴する松が生える蓬莱島があり、その対岸の三っの石(三尊石)は三体の仏を表し理想の世界を象徴しています。池には錦鯉が泳ぎ、四月末の藤、五月のつつじ、秋の紅葉が特に美しい。(2017/04/13)
名前 |
室町の庭 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-623-0846 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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池泉回遊式の庭園です。池に落ち掛かるように枝を伸ばす赤松の古木が見事な枝ぶりです。また、錦鯉も色鮮やかで、豊かな緑を反映する水面によく映えていました。