春キノコの絶品ブランマンジェ。
アンシュマンの特徴
オーナーシェフの大岸さんが全て手がける独自のフレンチ料理。
春キノコのブランマンジェは、特に絶品と評判のお料理です。
銀座のソニービル前に位置する、隠れ家のようなこじんまりしたレストラン。
料理は仕込みからなにまで全てオーナーシェフである大岸さんがお一人で行う。デザートのマカロンまで作ってしまう。「一人は気楽でいいですよ」というシェフは時に20時間も厨房に立つという根っからの料理人だ。コースは「季節のディナーコース 6,500円」と他店のランチ価格でディナーコースが楽しめる。銀座の一等地でおそらく最安値だろう。ペアリングも驚きの4400円。人々をワッと驚かせるインスタ映えやイノベーティブなものはない。そこにあるのは誰が食べても美味しいと思える王道のフランス料理であり、30年以上のキャリアを持つ大岸シェフのひたむきさや実直さである。高級食材を使用する事なく自分の腕一つで料理を展開していく。温和なシェフの表情の中に確固たる職人としてのプライドが垣間見えた。※値段は2022年5月当時のものです。
隠れ家のように、こじんまりしたお店ですが、フランスで修行経験をお持ちのシェフのお料理は最高です。お値段も銀座にしてはとてもリーズナブルではないでしょうか。
コースオンリーのこじんまりとしたレストランです。手頃なコースでありながら手のじっくりこんだ美味しい料理を提供してくれます。ネックはグラスワインが思ったより高く、お勘定時にびっくりすることと、低価格ゆえ20000円以上でないとカードが使えないこと。周辺にコンビニが少ないのでお気をつけて。
クオリティ高い素敵なお店です。
ここのお料理はどれも好みの味で、季節ごとに何度も通いたくなります。シェフ1人で切り盛りしている小さなお店ですが、シェフこだわりのお料理がコースで頂けます。雰囲気はオシャレというよりは、気取らない感じです。
デートに使用。最近では珍しいらしく、(日曜の夜ということもあり?)、貸切状態でのんびりさせて頂きました。フランス料理のこと、銀座のこと、気さくな関西弁で面白おかしく、繊細で手の込んだ料理と共に楽しませて頂きました。だいまんぞくです。ごちそうさまでした!
シェフ渾身の料理の数々。
こじんまりとした店内で落ち着きます。料理も美味しく、目でも楽しませてくれます。ワインも種類があります。
料理はどれも美味しゅうございましたが、なかでも春キノコのブランマンジェが絶品でした。
名前 |
アンシュマン |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3571-8665 |
住所 |
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目4−15 西五ビル 7F |
評価 |
3.6 |
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愛あふれる王道フレンチ銀座のソニービルに面したビルの7F。入口はひっそりとしており、ともすれば見過ごしてしまう。細長い通路を進むとエレベーターがある。扉が開き、そこをさらに左に進むと、目的のお店はある。所在するビルを見過ごしそうであり、さらにビルに到着してからもフロアで少し迷ってしまう。まるでお客を拒絶してるかのような雰囲気さえあるのだが、店の扉をくぐれはそこは別世界。厨房を取り囲むように配置された、L字型のカウンターと座席。雰囲気を出すためにあえて照明を暗くする店もある中で、ここはとても明るい。すでに先客がいるようだったが、予約は比較的早い18時。おそらく同時刻に訪問予定の方だったのだろう。軽くご挨拶し、コートと荷物を預け、シェフの正面に座った。まずはさっぱりとした白ワインでのどを潤す。ちなみにシェフのお任せコースは全12皿あり、さらにワンオペで行うため、その労力たるや想像に難しくない。ゆっくりやっていただいて構わないとお伝えしたが、最終的には4時間の贅沢ディナーとなった。まずこの店の特質すべき点を3つほど挙げたい。1つは、料理のクオリティー。全ての料理に入念な計画性と仕掛けを感じ、美味であり、一切の手抜かりが無い。説明を聞いているだけでめまいがするほどの工程で、これを一人で仕込んでいるのかと思うと、冷や汗が出るほどだ2つ目は、シェフの人柄。一目でわかる人柄の良さ、客人へのもてなしの心は、店全体に広がっており、店内の空気をやわらげている。お客との対話も楽しみたいという事から、現在は1日の予約を2組にとどめているなど、利益面だけを見ていない姿勢には頭が下がる。3つ目は、コスパの良さ。これだけの品数とクオリティーで、圧倒的なコスパを誇る。料理はグランメゾンのそれらとなんら引けをとらないのだが、価格帯は町のフレンチという感じなのだ。近年の原材料高でそれどころではないはずなのだが、このCPには驚愕する。さて、ここまでこのお店とシェフを讃えてきたが、悪しき点はないのだろうか?これは客方の見方にもよるだろう。例えば、シェフは大量の皿数と、こだわりのある料理を提供するために、時に周囲に目配せが行き届かない面も散見できる。私のすぐ目の前には小麦粉?!らしき白いパウダーが入ったタッパが置いてあった。全然気にはならなかったが、これを気にする人もいるだろうという事だ。ただ、私的にはこうした事でさえこの店の魅力なのだと思う。むしろ居心地がよいというか、無用な気遣いで料理への注意力が散漫になるくらいなら、これでよいと考える。というか・・・それを補って余りある料理のクオリティーとシェフの人柄が全てを上回り、マイナス面と思える全ての要素を帳消しにしてしまうのだ。メニューは毎月変わるので、月の初めはバタついているとのこと。行くなら中旬くらいがベストかもしれない。非常によいお店を見つけられたことをうれしく思う。