吉原の美人若紫を偲ぶ寺。
浄閑寺の特徴
吉原遊廓で名高い若紫さんのお墓があります。
先祖のお墓参りに訪れる人が多いお寺です。
歴史ある浄土宗栄法山清光院の寺院です。
三輪橋駅近くの浄土宗の寺です。「べらぼう」の吉原界隈です。江戸時代に地震があった際に亡くなった遊女が多数投げ込まれて「投げ込み寺」の名がついたようです。境内には供養塔があります。また永井荷風の歌碑もあります。
一般の墓地の奥にありました大地震で大勢の花魁や子供たちが亡くなられたそうですその方たちの慰霊碑でもあるようでお地蔵様には口紅が塗られていました今では縁結びや芸事にご利益があると信じられて大勢の人がお参りに来るようです。
大河ドラマで知り訪れました。女郎さんの哀しい話しだけではなく、山谷地区の身寄りの無い日雇い労働者を供養するひまわり地蔵さんも本堂裏の墓地にあります。他にもお地蔵さんが有りました。
1655年創建。本尊は阿弥陀如来。このお寺が建てられた2年後には吉原遊郭が誕生しており、以降、吉原遊郭と深い関わりを持ってきました。1855年の安政の大地震で犠牲になった大量の遊女がこのお寺に投げ込まれるように葬られたことがきっかけで「投込寺」という別名もあります。境内には戦災や天災を始め、さまざまな理由で吉原で生涯を終えた多くの遊女たちを弔う新吉原総霊塔や吉原随一の美女と呼ばれた若紫のお墓もあります。また、もう一つ、このお寺はこの土地の歴史を伝えています。それは「ひまわり地蔵尊」と呼ばれるお地蔵さんです。このお寺が立地する地域は日雇い労働者の町・山谷にも近く、そこでは、日雇い労働者たちが孤独の壁を越えて連帯して支え合っていました。しかし、死後の安心なしでは真の生活の安らぎがないということから、たくさんの人達からの浄財によって彫刻家の倉田辰彦氏による製作1983年この地蔵尊が建立されました。ひまわりの名は太陽の下で働き抜いた日雇い労働者のシンボルと言えます。このように、このお寺では、あまり触れられることのない、日本の歴史の一断面をひっそりと伝えています。
浄土宗 榮法山 清光院 浄閑寺(じょうどしゅう えいほうざん せいこういん じょうかんじ)さんです。「霊廟の門」脇にある【浄閑寺の史跡一覧】には『1.新吉原総霊塔 1.豕塚いのこづか 1.侠客濡髪長五郎墓 1.首洗い井戸 1.小夜衣供養地蔵尊 1.新比翼塚 1.萩原秋巌先生の墓 1.荷風花畳型筆塚 1.三遊亭歌笑塚 1.花又花酔句壁 1.ひまわり地蔵 1.永代合祀供養塔』とあり、多くの名跡のあるお寺さんです。NPO法人東京シティガイドクラブの方が、ガイドコースの下見にいらしてて、若紫の碑から順番に一通り、勝手に便乗して、お話を聞くことができてラッキーでした。上記以外にも、『板碑』『若紫わかむらさきの墓』についても興味深く聞かせていただきました。会費1000円./1回ほどでガイドコースに参加できるそうなので、いつか参加してみたいですね。
「吉原の遊女の病死した者、心中した者は、お経も読まずお墓もなくて、ただ、お金二百文添えてこの寺に送って惣墓 (そうばか) という穴の中に投げ込む…」市川雷蔵主演の「眠狂四郎 勝負」の中に夜鳴きそば屋の看板娘がこう話す場面があった。柴錬の原作にはなかったストーリーの中で、狂四郎はこの浄閑寺の庫裡 (くり) が住処になっていたが、それは柴錬の公認だったようだ。今は惣墓があった場所には南京錠が掛けられ中には入れないが、写真家のアラーキーは実家の下駄屋が浄閑寺の目の前だったので、寺の境内や惣墓もアラーキーと同窓生たちの遊び場所だったらしい。浄閑寺のHPによると、安政2年 (1855年) に起きた安政の大地震で大勢の新吉原の遊女が廓の中で死んだ時、この寺に投げ込まれ葬られたことがそもそも“投げ込み寺”と呼ばれるようになった由縁だという。
先祖のお墓があるので、毎月お参りします。受付でお線香や樒を買えるのでお花だけ用意しますが、お彼岸やお盆の時はお花やさんが来てくれます。お墓を洗うタオルや束子などは置いて有るのをお借りして洗って返却します。永井荷風の碑や首洗い井戸、吉原の花魁の投げ込み寺としても荒川区の名所となっているようです。名所巡りのグループも時折見かけます。
若紫さんのお墓参り、新吉原総霊塔のお参りをしてきました。初めて訪れたのでお墓の詳しい場所が分からずウロウロしていると、ホウキをはいていた用務員の方がすかさず声を掛けてきてくれて、場内の詳しい案内図を渡して説明して頂きました。親切な対応に大変助かりました。線香の購入などもその方が素早く対応、線香に火まで着けて頂きました。線香二束で200円です。最後に御朱印を頂いて帰りました。御朱印は300円です。大きな花魁の印が実に美しいです。
街中にあるお寺です。投込寺とも言われてたそうです。
名前 |
浄閑寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3801-6870 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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大河に影響を受けまして訪問。同じような方が何人か。思いを馳せるなんておこがましい。静かに散策するのみ。