貞和の板碑と歴史館へ。
貞和の板碑の特徴
正福寺境内に位置する貞和の板碑は、歴史感じるスポットです。
貞和の板碑の碑文は、東村山駅近くの歴史館で複製が見られます。
正福寺地蔵堂近くに安置され、訪れる価値のある場所と言えます。
正福寺境内の保管庫(地蔵堂参道の左側)にある「貞和の板碑」現物は、スキマからでは中が暗くて良く見えませんが、碑文をじっくりと見たい場合は、複製は東村山駅から北に行くとある「東村山ふるさと歴史館」(無料。通常月曜・火曜休み。正福寺地蔵堂の模型も有ります。)で見ることが出来ます。
正福寺地蔵堂の側に安置されています。貞和年間に作られた石碑とのことです。緑泥片岩製で、東京都内では最大級の石碑とのことです。東村山市を流れる前川沿いから、この地に移転されたようです。
この堂宇を離れた場所から見た時は、中にお地蔵さんでもいらっしゃるのかと思いました。ところが説明板を見たら、1349年にあたる貞和5年の銘のある大きな板碑でした(ガラスで光ってうまく撮影出来ませんでした)。かつて前川にかかっていた橋桁だったそうで、高さもあり、285センチ、幅は55センチです。貞和とは室町時代、北朝の元号になります。昔からこの橋を動かすと疫病が流行ると伝わり、昭和初期に改修の為に板碑を撤去したところ、やはり赤痢が流行ったので法要してからこちらの境内に移したそうです。東村山市指定有形民族文化財です。
名前 |
貞和の板碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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正福寺境内に建てられている板碑。案内板によると、梵字の下に蓮座を配し光明真言が刻まれています。逆修供養として貞和5年(1349)に造立されましたが、以前は川の橋として使われていたそうですよ。