山の斜面に佇む毘沙門堂の魅力。
浄心寺毘沙門堂の特徴
山の斜面に広がる境内は、心を癒す自然に囲まれています。
阿弥陀三尊を祀る本堂とは違い、毘沙門堂が有名な堂宇です。
武蔵野三十三観音霊場の参拝に訪れることができます。
曹洞宗浄心寺の境内に有る「毘沙門堂」ですが阿弥陀三尊を祀る本堂よりも有名な堂宇となっています。毘沙門天は武蔵野七福神にも指定されていますが堂自体は天明期(1782年)に建立されたとの由来です。その毘沙門天は六世和尚が江戸に留学中に祈願し続けたようで、その功徳により主席になって出世した伝説を持っているみたいです。以来、その信者が夜の堂宇に籠って祈願した事から「毘沙門天の夜祭り」と言われていたのが、いつの間にか「だるま市」に変化していったとの事です。ちなみに毘沙門天像は木造で室町期作との言い伝え有りです。
武蔵野三十三観音霊場の参拝でお伺いしました、曹洞宗のお寺です。観音堂は別のクチコミ(浄心寺観音堂)にしています。毘沙門堂に祀られている毘沙門天は、矢颪(やおろし)の毘沙門様として有名です。
名前 |
浄心寺毘沙門堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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北に向かってひらけた、山の斜面にあります。平日でもチラホラ参拝客がいるようです。市道に門と参道には赤いボンポリが立っているので見つけ易いと思います。本堂は阿弥陀様、本堂上に毘沙門天とお稲荷さんを祀った本堂、毘沙門堂などの堂宇があります。1月7日のダルマ市が終わったばかりでしたので、真新しい寄進札を眺めていると「あのデパートがこれしか寄付してないのか。それに比べてこの店はこんなに寄付してる」というふうに楽しめます(悪趣味と言われるでしょうね)江戸期には寺社に寄進すると半紙に書かれたり、札に書かれていい宣伝になりました。今と違って江戸市中ではむやみに看板を出せなかったのでしょう。そういう伝統が残っています。北斜面なので冬の間は日が指しません。午前中の参拝がオススメです。