尾首日吉神社で心を込めて御詣り。
尾首日吉神社の特徴
尾首日吉神社は、武田氏一門の守護神としてお祭りされています。
神社は銀山城が築城された歴史的な地点に位置しています。
祇園北高校野球部の御詣り神社として知られています。
尾首日吉神社は、正応2年(1289)安芸の守護、武田信宗が銀山城(かなやま)を築城するとき、江州(現在の滋賀県)坂本の日吉神社を勧請(かんじょう)し、山麓の龍原山(たつばら)に武田氏一門の守護神としてお祭りしたのが始まりだそうです。祭神には、大山咋神(おおやまくいのかみ)、大己貴神(おおなむちのかみ)を祭り、相殿に、猿田彦神(さるたひこのかみ)、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祭られています。銀山城落城後は、衰微(すいび)の一途をたどりましたがその後、里人は社(やしろ)を現在に移し、この里の民神(うじがみ)として祭ってこられているそうです。
この里の氏神です。
祇園北高校野球部の御詣り神社!
名前 |
尾首日吉神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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社名の尾首は銀山城の支城尾首城がこの辺りにあったのだろうか?拝殿の絵馬は背中に御幣を立てた曳馬図、ガラスで保護され写真には不都合だが、そのお陰で有名画匠の傑作を鑑賞できる。「頼璋」は島根県出身の田中頼璋。東京で活躍も関東大震災で広島に移住しており、昭和5年は65才の円熟期に当たる。また殿内由緒書も「今日の生日の足る日に大御祭仕え奉り、諸々畏み畏みて御由緒を謹書す」と祝詞の如く格調高い締め括り。日吉神社の代表的な神紋は双葉葵だが、ここは厳島系の三盛亀甲紋、安芸の国でなければ不思議に思うところ。鋭角的な千木の形も大変格好良い。