歴史と池に囲まれた辨財天堂。
辨財天堂の特徴
正徳六年に建立された歴史あるお堂が魅力です。
高床式の茅葺き屋根が印象的な建物です。
本尊の辨財天十五童子は仙姫の寄進によるものです。
立派なお堂です。
【辨財天堂】本尊の辨財天十五童子は宝永2年(1705)、仙台藩主伊達綱村公正室仙姫の寄進。現堂宇は正徳6年(1716)に建立された。讃衡蔵に収蔵される国宝「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図」十幀は、もとは仙姫寄進の厨子に納められ、この堂内に奉安されていた。辨財天は水と豊かな実りをつかさどるインド・サラスヴァティー河の女神で、仏教と共に日本に伝来した。八本の腕をもち、手には弓矢などを執るが、これは『金光明最勝王経』「大辨財天女品」の記述による。池や河川とともにまつられ、水流の美しい響きにちなんで「妙音天」とも称し、言葉や知識、音楽や芸能の神として信仰される。また十五人の童子を使ってさまざまな利益をもたらす福徳神である。福徳円満、子宝天授、安産、学業成就と所願に応じて利益を授ける。(案内板のまま)
名前 |
辨財天堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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辨財天堂は正徳六年(1716年)に建立された建物で木造平屋建て・寄棟造り・茅葺き・高床式で周りを池に囲まれています。辨天堂に祀られている辨財天像(八臂の像)・十五童子像は宝永二年(1705年)に仙台藩第四代藩主伊達綱村公の正室仙姫が寄進したもので現在国宝に指定されています。また同じく辨財天堂に祀られていた「金光明最勝王経金字塔曼荼羅」十幀を板装に装丁し木造厨子を設えて辨財天堂に安置したのも仙姫です現在は讃衛蔵(宝物館)に収蔵されています。辨財天堂には他に千手観世音菩薩像と二十八部衆像も厨子に納まり祀られています。