木製4m千手観音に会いに!
観音堂の特徴
木製4m級の千手観音様は必見で、撮影不可の貴重な存在です。
清賀上人が彫った十一面千手千眼観世音菩薩立像は国指定の重要文化財です。
観音堂は四季ごとに異なる風情が楽しめる美しい自然に囲まれています。
観音様は必見です千手観音様を観れる貴重な場所です。
観音堂に安置されているのは、清賀上人が一本の白椿(しろつばき)から彫って作ったと言われる一丈六尺(約4m60cm)の御本尊十一面千手千眼観世音菩薩立像(ごほんぞんじゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおんぼさつりゅうぞう:国指定重要文化財)。優しい表情で手を組んでいる菩薩像の背面には、名前の通り実際に千本の手があるそうで、それぞれ掌(てのひら)には目の形が描かれています。だから千手千眼なんですね、ちなみに千手観音は割と耳にしますが、千手千眼はあまり聞きませんよね。これは世の全てを見とおす菩薩様という意味が込められているからなんです。お経を唱えて頂く際は少し離れた場所からご尊顔を拝みますが、お経の後に菩薩像の直ぐ目の前を通ると、その巨大さに圧倒されます。一本の木から削り出されたとは到底思えない緻密で見事な造形と、あまりの迫力と神々しさに自然に頭を垂れてしまいます。ここ雷山ですが、清賀上人の開創以来、歴代天皇や天下の武将・豪族の尊崇(そんすう)を集め、最盛期には一山に三百もの僧坊(そうぼう)があったと伝えられています。しかし、慶応四年(1868)に発布(はっぷ)された神仏分離令(しんぶつぶんりれい)によって引き起こされた廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のため、菩薩像は雷山神社からこの地まで降ろされ、雷山の僧坊の殆どが無くなり、宝暦三年(1753)に福岡藩主の黒田継高公(くろだつぐたかこう)が建立(こんりゅう)したこの大悲王院を残すのみとなりました。観音堂には十二神将像や他にも多くの神像・仏像が安置されています。※最後になりましたが、堂内は撮影禁止です。従いまして御本尊の画像はありません。パンフレットからの転載も考えましたが、そこは敢えて伏せます。ご興味がありましたら、是非一度実際にご尊顔を拝しに来られる事をお強く勧めします。(2017/06/22)
名前 |
観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.8 |
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木製4m級の千手観音様(撮影禁止)に会いに行ってきました。扉が開いた瞬間すごく圧倒されました!!!お側まで行けて大変ありがたかったです。