応永年間の歴史を感じる。
府中出張城跡の特徴
府中出張城は白井氏当主が築いた歴史的な城です。
応永年間に造られた貴重な史跡が魅力です。
安芸国府中の重要な文化遺産として訪れる価値あり。
築城年代は定かではないが、応永年間(1394年 - 1428年)頃に、千葉氏の末裔である白井氏当主・白井胤時によって築かれたとされる。室町時代になると、白井氏はその独立性を失い、安芸国の安芸武田氏に従属。安芸武田氏の勢力が衰え、周防国の大大名・大内氏が影響を及ぼすようになると大内氏に従属するようになった。また、その地理的な関係から水軍を重視し、仁保島城を中心に、その海域を通過する商船から通行料を徴収していた。1555年(弘治元年)の厳島の戦いに際しては、陶氏方に属して毛利元就に抵抗したが、戦後、毛利氏に帰順して小早川隆景の傘下に入った。その後、出張城は毛利氏の勢力伸張により、その重要性を失っていったものと推測される。廃城年は不明。
名前 |
府中出張城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/shakaikyouiku/866.html |
評価 |
3.7 |
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府中出張城(ふちゅうではりじょう)は、安芸国府中、現在の広島県府中町に存在した日本の城である。出張の名前は近世になって名付けられたもので、古文書等では府城・国府城・芸府城と記載されている。