武雄神社の近く、歴史感じる長尾城。
長尾城(ながおじょう)は鎌倉時代に築かれた。長尾城の城主は岩田氏で、この地の豪族でした。戦国時代、尾張・三河の国境あたりでは、織田氏・松平氏・今川氏が一進一退の攻防を繰り広げていました。この時代、地方の小豪族はどこかの大勢力に付かねば、生き延びる事ができませんでしたので、岩田氏は当時勢いのあった今川氏に付く事にしました。しかし天文十一年(1543)、知多半島制覇を目論む緒川城の水野信元が南下を開始、成岩城(半田市)をあっさり落としてしまいます。水野氏は勢いに乗ってそのまま南下、長尾城も包囲されてしまいました。頼みの綱、今川の援軍は来なかったらしく、長尾城主・岩田安広は圧倒的な水野軍に抵抗も無く降伏。出家して果貞と称しました。その後長尾城は、桶狭間合戦でまた今川氏に属し、合戦後に廃城になりました。
名前 |
長尾城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
2.7 |
周辺のオススメ

武雄神社の場所です。