大正ベンチで感じる地震の歴史。
南房総の地震隆起段丘の特徴
関東大震災の痕跡が見られる『大正ベンチ』が印象的です。
4段の階段状の地形、地震段丘の魅力を体感できます。
沼I~IV面など地学的な名称がある地層も興味深いです。
元禄16年(1703)11月の南房総市白浜町の沖(139.8°E34.7°N)を震源として起こった巨大地震によって海岸が隆起した4段の階段状の地形地震段丘を見ることができ、その状面は地学的には館山市沼の地名をとって沼I~IV面と呼ばれている。最も高い標高約24mの沼I面は、約6、000年前の地震で海底が隆起した部分で、最も低い標高約5mの沼IV面は、この元禄地震で隆起したと考えられている。
過去に発生した数度の大地震で、段階的に地盤が隆起した痕跡です。ここだけ、ポコンと隆起した感じです。南房総は、この隆起段丘があちこちで見られます。
名前 |
南房総の地震隆起段丘 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/tsunamityosa/shinsuiyosoku.html |
評価 |
3.2 |
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関東大震災で隆起が起こった痕跡、通称『大正ベンチ』がみられる。地学的には、館山市沼Ⅰ~Ⅳという路頭らしいです。貴重なものが、千葉には残されていました。