勝尾寺の大鳥居で心静かに。
勝尾寺大鳥居の特徴
勝尾寺の大鳥居は、壮大な石造りが特徴です。
西国街道から分岐する参道の入り口として重要です。
参道の入口には大きな勝尾寺の額が掲げられています。
西国街道から勝尾寺旧参道が分岐する地点です。旧参道を全部踏破する人は、近くの新家バス停からここへ。
何でこんなところに勝尾寺の大鳥居がと思い、観光協会の案内を調べてみました。 「西国街道筋に石造りの大きな鳥居が立っています。 1245年当時は粟生や萱野の材木を使って建てられ、その後数回にわたって修理や再建が行われました。 この大鳥居を起点とし、勝尾寺まで続く道が表参道です。勝尾寺まで1町(約109m)毎に町石という道のりを示した石が立っており、大鳥居の脇に36町石が立っていることから、ここから勝尾寺まで約4kmだと分かります。 鎌倉時代の歌人藤原定家の「明月記」には、有馬の湯に出かけた帰りに、この鳥居からはるか勝尾寺を拝んだという逸話も残っています」 なるほど、しばしタイムスリップして石の鳥居を仰ぎ見ました。しかし、車が左右からこの鳥居の下をよく通ります。 電柱も興ざめです。
とても大きな石造りの鳥居に、「勝尾寺」と書かれたこれまた大きな額がかかっています。鳥居と寺の組み合わせが神仏習合ですね。西国街道に面したこの地点が、勝尾寺への表参道の入口なのだそうです。鳥居の前には道標が建っています。
旧西国街道から、別れて北摂の山中の「勝尾寺(かちおうじ)」へ向かう参道の入り口になります。この辺りは、北摂山地から続く丘陵と千里丘陵とが出会う「茨木低地」にあたります。すぐ南には「川」が流れていて一段と低くなります。「殖村駅(うえのむらうまや)」(「郡山宿」近くの「幣久良山(てくらやま)」の南)を出た古代の大道「山陽道」(幅約10m)が「萱野駅(かやのうまや)」まで真っ直ぐ(直線で)この辺りをめがけて通っていたはずです。参道は、この「鳥居」をくぐって30mくらい北で、国道171号線と交差します。日頃は、国道を通りますので、この比較的大きな鳥居に気づくことはありません。明治時代初めの「神仏分離令」が出されるまでは、仏教寺院の「勝尾寺」にも「鳥居」があったわけです。
西国街道から勝尾寺表参道の入口にあります。
名前 |
勝尾寺大鳥居 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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道標もあり、説明の掲示板もありますが、日焼けして字が薄く読めません。