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名前 |
吹上城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
歴史:尾張国丹羽郡の豪族丹羽氏従(うじより)が、文明三年(1471)に現在の日進市折戸町に移り住んだ際、居城として築いた。氏従の子・氏員(うじかず)が文亀三年(1503)に、城を西方100mへ移して折戸城と名付け、吹上城は廃城となる。同年、氏員はさらに折戸城の北方1.5kmに本郷城を築いて、折戸城も廃城となる。なお、「寛文村々覚書」には、その後も丹羽家家臣の矢野城主・矢野某が吹上城主として記されており、支城として維持されていた可能性がある。現在:吹上城の大半は、八幡社の境内となっている。遺構は残っておらず、八幡社のある高台でわずかにそれと分かる程度である。しかし、この高台は北を除く三方に10~20m程度の高低差をつけており、かつての堅固な構えを彷彿とさせる。…とは書いたものの、「城跡」と聞いてまず天守閣が思い浮かぶ方にはお勧めできない。完全にマニア向けの城跡である。