大沢の里古民家で紫草育成!
三鷹市大沢の里古民家の特徴
絶滅危惧種紫草の育成に取り組む、文化的な場所です。
江戸時代から続く箕輪家の母屋がある歴史ある古民家です。
武蔵野の里山に位置し、自然との共生が感じられるスポットです。
8月5日の夕方に、開催中の企画展「大沢の里竹灯り」に行きました。幻想的な雰囲気でとても良かったですよ。外に出る場合は蚊にご用心‼️
武蔵野の里山です。東京なのにどこか懐かしい風景が広がります。ハケ(国分寺崖線)を背景に湧水を利用した田や畑があり、野川沿いの遊歩道からハケに向けて木道が整備されています。歩いてみるとどこかに旅している気持ちになりした。ここから、ハケを歩き上ることができ、途中には古代人(縄文とか弥生時代)の横穴(お墓)が展示されています。昔この地に武蔵野を見ながら生活していた古代人と同じ風景を今自分が見ているのだなぁ、、とロマンを感じることができました。
JR総武、中央線 三鷹駅又は武蔵境よりバス料金200円(水車経営農家と共通券)江戸時代から同地でワサビ田を経営してきた「箕輪家」の母屋として、明治35(1902)年に建てられ、昭和55(1980)年頃までの約80年間利用されていました。平成19年に故・箕輪一二三さんから三鷹市に寄贈され、平成21年に市の有形文化財に指定されました。建物をいったん解体し、可能な限り元の部材を活用して、昭和22年~55年ごろの状態に復元しました。との事です。東京にてワサビと言ったら位に商いされいたワサビ農家の自宅を現在の建築基準法での耐震に合わせる目的もあり解体し復元したそうで昭和55年位の状態に復元したそうです。4間あり広い家ですが田舎の農家だともう少し広いイメージですが土間の広さのせいかもしれません。ここから近隣のワサビ栽培が広がったそうなので凄いですね。川を渡ると水車経営農家もありそちらも是非見たほうが良いです。後、敷地内の丘中腹に出山横穴墓群8号墓(7世紀頃)が見れるのでこちらも是非!
昔この辺りに住んでいましたので懐かしい。カワセミやヘビ、田んぼのいなごなども観察できて自然豊かな田園風景でしたが今でも国分寺崖線の区域として自然が守られています。リシアやヘアーグラス、パロットフェザーなど水草も群生しています。江戸時代に山葵の名産地として栄えた大沢。すぐ近くには蕎麦で有名な深大寺。箕輪山葵商店の歴史資料が展示される三鷹市の施設。蕎麦に欠かせない山葵は、今でもこの地に、貴重な日本在来種として自生しているそうです。展示パネルが勉強になります!
この場所には、ワサビ田があったとのことで、それを保存しているとのことでした。小さな田んぼもあって、気持ちの良い散歩ができました。でも、すぐお隣には一般住宅となっており、ちょっと違和感ありました。
大沢の里古民家。明治35(1902)年に建てられたものを復元した建築物。屋根は茅葺でも瓦葺きでも無い。外見だけ見ると古民家を現代風にリノベーションした様にも見える。元の建物は茅葺で、毎日燻していたようだか、復元してからは屋根建材も変わり、燻す必要も無いので竈に薪をくべることも無いそう。ただ、梁は見応えがある良いものが使われている。梁好きには堪らないと思う。
名前 |
三鷹市大沢の里古民家 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0422-45-1151 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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絶滅危惧種「紫草」の育成三鷹市役所生涯学習科の皆様と協力して、大沢の里古民家にて、絶滅危惧種「紫草」の育成に取り組んでおります。最初にお話をいただいたときは、まず率直に、お断りしました。紫草は、そんなに簡単に育てられるものじゃない😔と。しかし、生涯学習科の皆さんの熱心さ♥️と、本気で絶滅危惧種に向き合いたい😲という心意気を感じ、サポートさせていただく運びとなりました。そこから4年間。2022年には古民家で採集した自前の紫根(紫草の根)で、紫根染めを実現!!本年度はなんと!60本以上の紫根の収穫に成功🏆️!ぜひ、ほかの自治体の皆様にも、「みたか紫草復活プロジェクト」と、「三鷹市役所生涯学習科」の関係性を、1つのモデルケースとして参考にしていただきたいと思います。