富樫氏の館跡で歴史を感じる。
富樫館跡の特徴
加賀一向一揆の舞台となった富樫氏の館跡です。
鎌倉時代の歴史が息づく貴重な史跡です。
藤原利仁の流れを汲む歴史ある武士団の痕跡があります。
加賀一向一揆で有名な加賀守護、富樫氏の館跡。
富樫氏は、藤原利仁の流れを組む加賀斎藤氏の一族で、 鎌倉時代頃から勢力を伸ばした武士団である。1335年(建武2) 加賀国守護に任じられた富樫高家は、野々市に居館を構え、守護所として加賀国の政務を司った。1994年 (平成6) の発掘調査では、館の周囲を巡っていた防御のための堀の一部を確認した。堀の断面はV字型をして、 幅6~7m、深さ2.5mの規模で、堀の中からは、14世紀~16 世紀前半の生活道具である陶磁器類や鏡が出土した。発掘調査の面積が小さいことから、 館の全容は不明であるが、1858年(安政5) に描かれた絵図から、 100~ 120m四方の規模があったものと推定される。
名前 |
富樫館跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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祖先の地ということで、星5つの評価です。よっぽどの歴史マニアか、野々市市民の方でも無いと、興味は沸かないかと思いますが、私にとっては感慨深いものがありました。住宅街の中にあるので、なかなか見つけるのに苦労しましたが、訪問できて良かったです。ちなみに近隣には色々な富樫氏関連の史跡などがございます。