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名前 |
眞昌寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0537-22-3931 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
遠江三十三観音霊場の参拝でお伺いしました、観音霊場第十六番札所のお寺になります。龍洞山真昌寺といい曹洞宗のお寺で、御本尊は馬頭観世音菩薩坐像で伝行基菩薩の作と伝わります。掛川水垂の最北端にあり室町期の寛永三年(1626年)に河合一族の山城である「水垂城」に武運長久や領民守護を祈念して馬頭観世音菩薩を祀ったのが始まりと伝わります。その後応仁の乱(1467年~1477年)の余波と今川氏の西侵により明応五年(1496年)に落城したと伝わり、また寺の堂宇も焼失したが御本尊はこの難を逃れた。寛永三年(1626年)永江院九世建庵和尚により観音菩薩の別当寺として再建開創した、その時「仏法の真に昌んなること龍が洞を出るが如し」として寺号を「龍洞山真昌寺」と定め観音堂を再建したという。その後の天明七年(1787年)に伽藍を消失し、安政元年(1854年)には安政の大地震により観音堂が倒壊した、その後万延元年(1860年)に堂宇を再建し寺の多難な歴史を乗り越えてきた。平成七年(1995年)本堂を改築した折にその中央部より室町期の観音堂の礎石が出土した、平成九年(1997年)に地域住民により観音堂を改築し同時に「水垂高森聖観音:掛川城主山内一豊の護持仏」を合祀した。